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J-GLOBAL ID:201502213637524961   整理番号:15A0802530

日本の北海道礼文島のCypripedium macranthos(アツモリソウ)(ラン科)の2つの同所性品種における比較受粉生物学

Comparative pollination biology in two sympatric varieties of Cypripedium macranthos (Orchidaceae) on Rebun Island, Hokkaido, Japan
著者 (2件):
資料名:
巻: 30  号:ページ: 225-230  発行年: 2015年07月 
JST資料番号: U0708A  ISSN: 1442-1984  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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広義のCypripedium macranthos(アツモリソウ)は花蜜が無く,収穫可能な花粉を有する紫ピンク色の花を一般的に持つ。日本の北海道礼文島で,紫ピンクの花のC.macranthos var.macranthos個体は,多数の青白いクリーム色の花のC.macranthosvar.rebunense植物の間でめったに生育しない。両方の品種で花サイズは類似であり,それらの開花期は完全に重なり,それらは同じポリネーター(Bombus pseudobaicalensis(ニセハイイロマルハナバチ))を共有する。しかし,2001~2012年の12年間でただ1年だけで,var.macranthosは同所性var.rebunense植物より高い年次実止り比率(受粉成功の推定量)を達成した。礼文島のC.macranthosにおけるこれらの知見は,花色が差次的な受粉成功をもたらすことを強く示唆した。ポリネーターは青白いクリーム色のアツモリソウ花を好み,紫ピンク色を避けるので,青白いクリーム色の花を好むポリネーター媒介選別が生じる。Copyright 2016 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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異種生物間相互作用  ,  植物生理学一般 

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