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J-GLOBAL ID:201502213684085771   整理番号:15A1131368

高層建築物での順次避難における階段室内の流動状況と滞留発生に関する研究-全館避難訓練時の行動実態観測に基づく分析と考察-

STUDY ON FLOW AND CONGESTION IN STAIRCASES DURING PHASED EVACUATION IN A HIGH-RISE BUILDING-Analysis based on the observational data of a real total evacuation drill-
著者 (4件):
資料名:
号: 716  ページ: 849-856  発行年: 2015年10月30日 
JST資料番号: L4761A  ISSN: 1348-0685  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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東京都内の25階建て高層事務所ビルにおいて実施された全館避難訓練のうち,最も参加者が多かった2012年の実測調査について,訓練参加者の階段室内の流動状況と降下軌跡を把握すると共に階段室内での滞留発生原因を考察した。その結果,11階の階段室1層内の密度と流動係数との関係の近似式が得られ,密度が2.24人/m2になると滞留が発生していることが分った。また,階段室内の滞留発生の原因として,1つは合流を原因とする滞留で合流が生じた階の上階での流動量の減少が累乗的に上階に伝搬することで発生すること,もう1つは階段室内の高密状態を原因とする滞留で多層に亘る階段室内の高密度化(概ね2.24人/m2以上)で発生すること,を示した。
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分類 (2件):
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災害・防災一般  ,  各種建築物一般 
引用文献 (8件):
  • 1) 関澤愛,佐野友紀,門倉博之:高層建築物の全館避難時における階段歩行に関する研究,日本建築学会大会学術講演梗概集,A-2,pp. 29-30,2009.7
  • 2) 門倉博之,関澤愛,佐野友紀,大岩大祐,矢嶋雅倫:高層事務所ビルの全館避難訓練時における階段歩行に関する実測調査とその分析その3-順次避難訓練における各階被験者の移動プロファイル分析-,平成23年度日本火災学会研究発表会概要集,pp. 242-243,2011.5
  • 3) 門倉博之,関澤愛,佐野友紀,矢嶋雅倫,増田誠良:高層事務所ビルの全館避難訓練時における階段歩行に関する実測調査とその分析その5-順次避難訓練における被験者移動プロファイルと流動性状の分析-,平成24年度日本火災学会研究発表会概要集,pp. 136-137,2012.5
  • 4) J. L. Pauls : Evacuation and Other Fire Safety Measures In High-Rise Buildings, NATIONAL RESEARCH COUNCIL OF CANADA, ASHRAE TRANSACTIONS, Vol. 81, Part1, pp. 528-534, 1975
  • 5) J. L. Pauls : Calculating Evacuation Times for Tall Buildings, Fire Safety Journal, Vol. 12, Issue 3, pp. 213-236, 1987.12
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