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J-GLOBAL ID：201502213748222948   整理番号：15A0871740

製造業ロボットにおける省配線・ワイヤレス技術の動向

Trend of the Less Wiring and Wireless Technology in the Industrial Robot System

著者 (1件)： 大西献 (三菱重工業株式会社)
資料名： 日本ロボット学会誌  (ロボ學)
巻： 33  号： 5  ページ： 334-337 (J-STAGE)  発行年： 2015年 
JST資料番号： Y0482A  ISSN： 0289-1824  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿では,製造業のうち工場などで作動するいわゆる産業用ロボットとその周辺機器に適用される情報・電力に関する省配線・ワイヤレス技術を電動システムに絞って概説した。リアルタイム性が要求されるが範囲が狭いロボット部と,さほどリアルタイム性は必要がないが,機器が広く分散している周辺機器部とでは,ニーズも適用される技術も異なる。サーボドライバ通信技術,バス方式のコントローラとドライバ,8軸一体型のサーボドライバ,エンコーダの省配線技術等を説明した。また代表的な電力省配線として,送電圧を上げ,同じ電力を少ない電流で供給することによりケーブル径を細くする方法もあるが,感電の対策が必要である。現在開発中のロボット部や周辺機器部への小電力配線,ワイヤレス技術にも言及した。

シソーラス用語： 接続 ,  *ケーブル ,  感電 ,  死 ,  符号器 ,  *産業用ロボット ,  計算機周辺装置 ,  *送電
準シソーラス用語： ワイヤレス ,  感電死 ,  エンコーダ ,  周辺機器

分類 (1件)： ロボットの設計・製造・構造要素  (IC04013A)

引用文献 (14件)：

• [1] 青木:“生産システム用ネットワークの動向”,電気学会論文誌D(産業応用部門誌),vol.120, no.8–9, pp.959–964, 2000.
• [2] 松熊:“次世代ロボットのユニット・コンポーネント化への取り組み”,日本ロボット学会誌,vol.24, no.3, pp.300–303, 2006.
• [3] 楠,中野:“ファクトリーオートメーション(FA)用オープンフィールドバス”,計測と制御,vol.44, no.6, pp.365–370, 2005.
• [4] 安川電機:マルチドロップエンコーダおよびロボット制御システム,特開2003-329482, 2003.
• [5] 日本プロフィバス協会,http://www.profibus.jp/(HPアクセス:2015年1月1日)

タイトルに関連する用語 (4件)： 製造業 ,  ロボット ,  ワイヤレス ,  動向