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J-GLOBAL ID:201502213755659880   整理番号:15A1080399

浸透ストレスに応答したシロエビLitopenaeus vannamei由来のベタインアルデヒドデヒドロゲナーゼをコードする遺伝子の分子キャラクタリゼーション及び器官特異発現

Molecular characterization and organ-specific expression of the gene that encodes betaine aldehyde dehydrogenase from the white shrimp Litopenaeus vannamei in response to osmotic stress
著者 (8件):
資料名:
巻: 189  ページ: 40-46  発行年: 2015年11月 
JST資料番号: A0956B  ISSN: 1096-4959  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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甲殻類はイオン及び浸透分解質の細胞内濃度を制御することで,浸透圧擾乱に対応する。高浸透圧ストレスに応答して蓄積された浸透分解質であるグリシンベタイン(GB)は,ベタインアルデヒドの酸化によりベタインアルデヒドデヒドロゲナーゼ(BADH EC1.2.1.8)によって合成される。シロエビLitopenaeus vannamei由来の部分的BADH cDNA配列を得て,浸透圧ストレス時(低,高塩分)における器官特異発現を評価した。部分的BADH cDNA配列(LvBADH)は1103bpの長さで,217蛋白質残基のオープンリーディングフレームをコードした。LvBADHのアミノ酸配列は他のBADHs,無脊椎動物及び脊椎動物相同体由来のTMABA-DH及びALDH9と関係が有り,機能や調節に必須のドメインを含有した。LvBADH活性及びmRNA発現をえら,肝膵臓及び筋肉で検出し,肝膵臓において最大レベルであった。LvBADHのmRNA発現は,浸透圧変動(25及び40ppt)の7日後に肝膵臓及びえらで2~3倍に増加した。対照的に,筋肉におけるLvBADHのmRNA発現は,低及び高塩分の7日後において,それぞれ4倍及び15倍低下した。LvBADHは遍在的に発現されたが,そのレベルは器官特異的であり,浸透圧ストレスにより制御され,LvBADHは環境塩分の変動に対し甲殻類の細胞応答に関与することが結果から示された。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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遺伝子発現  ,  動物の生化学 
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