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J-GLOBAL ID:201502213777186454   整理番号:15A1167899

タイプ-II型の位相整合に基づく近赤外線域の非共線パラメトリック増幅

Noncollinear parametric amplification in the near-infrared based on type-II phase matching
著者 (5件):
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巻: 17  号:ページ: 094003,1-6  発行年: 2015年09月 
JST資料番号: D0538C  ISSN: 2040-8978  CODEN: JOOPCA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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超広帯域で,少サイクル・パルスの発生は現代の光学の中心課題である。数フェムト秒の継続時間を持つパルスによって,相転移,エネルギー移動,準粒子形成,キャリヤの緩和およびその他多くの化学的,あるいは生物学的問題のような固有の時間スケールで物質中において起こる基本的な現象の研究と制御が可能である。その上,継続時間が非常に短い強烈な電磁波によって,高次の高調波発生のような物質の非摂動的な励起が可能になる。本稿では,近赤外域における少サイクルパルスの発生に関する簡単で,柔軟な概念を示す。先ず,Ti:サファイアレーザーに基づき,β-ホウ酸バリウム(BBO)を非線形結晶として用いた非共線型光パラメトリック増幅器(NOPA)の基本的な配置,および信号とアイドラーの間の群速度の整合について概説する。次にタイプ-II型の位相整合を用いたNOPAの原理を説明し,タイプ-I型の位相整合に基づくOPAとの違いを議論する。最後に,タイプ-II型の位相整合に基づく近赤外線域のNOPAの実験結果を示す。非共線配置を採用すると,異常分散域に位置する波長においても,一般的に用いられるβ-BBO結晶によって信号とアイドラーの間の群速度の整合が可能であることが分かった。この新しい光源はNOPAに基づき,継続時間スケールが高エネルギー現象の探索に適した超高速分光法に応用できると思われる。
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分類 (1件):
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非線形光学 
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