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J-GLOBAL ID：201502213785405459   整理番号：15A1206911

中国の使用済み乗用車の政策:動的モデル化と費用効果分析

Policies on end-of-life passenger cars in China: dynamic modeling and cost-benefit analysis

著者 (4件)： CHEN Zhiguo (Center for Industrial Ecology, Dep. of Chemical Engineering, Tsinghua Univ., Beijing, CHN) ,  CHEN Dingjiang (Center for Industrial Ecology, Dep. of Chemical Engineering, Tsinghua Univ., Beijing, CHN) ,  WANG Tao (Global Innovation Res. Organization, Ritsumeikan Univ., Kyoto, JPN) ,  HU Shanying (Center for Industrial Ecology, Dep. of Chemical Engineering, Tsinghua Univ., Beijing, CHN)
資料名： Journal of Cleaner Production  (Journal of Cleaner Production)
巻： 108  号： PA  ページ： 1140-1148  発行年： 2015年12月01日 
JST資料番号： W0750A  ISSN： 0959-6526  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 過去10年間の中国における自動車の増加は,使用済み乗用車の処理を含む挑戦的課題の連鎖を生じた。現在,これらの自動車は,有効に収集又はリサイクルされていない。最新の自動車リサイクルを促進し,使用済み自動車から生じる廃棄物を最小化するために,政策を丹念に立案し改良する必要がある。本研究では,動的モデル化と費用効果分析を採用して,政府補助金,付加価値税及び預かり金払い戻し制度を含めて,どのような政策が,使用済み乗用車のリサイクルに影響できるかを調べた。結果は,預かり金と補助金の組合せが,リサイクル率に関して,他の単独政策すべてに勝ると思われることを示した。この組合せは,2050年までに使用済み乗用車のリサイクル率を80%に導くことが期待された。しかし,政府は,中古車を新車と交換する補助金として今世紀半ばに年間620億中国元を支払う必要があり,国家財政に大きな負担をもたらす。比較として,預かり金単独シナリオは,政府の費用は47億中国元であるが,2050年のリサイクル率の上昇が46%になると思われる。これらの政策は,闇市場の抑制し,長期的に解体とリサイクルの合法的事業の促進を支援できる。更に,自動車再製造の可能性は,闇市場の減少に主要な役割を果たすと思われる。中国におけるこの結果を,ヨーロッパ,日本と韓国の政策及び実践と比較して,意思決定者の使用済み自動車管理の最適戦略開発を支援した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *乗用車 ,  *リサイクル ,  資源再生 ,  中華人民共和国 ,  *費用効果分析 ,  ダイナミックモデル ,  補助金 ,  制度 ,  資源回収 ,  比率 ,  国家政策 ,  廃棄物管理 ,  ヨーロッパ ,  日本 ,  大韓民国 ,  使用済自動車
準シソーラス用語： 廃車 ,  リサイクル率 ,  *自動車リサイクル ,  費用負担 ,  預かり金払い戻し制度

分類 (3件)： 資源回収利用  (SC05060V) ,  乗用車  (QG04000K) ,  廃棄物処理  (QA01094I)

タイトルに関連する用語 (6件)： 中国 ,  使用済み ,  乗用車 ,  政策 ,  動的モデル ,  費用効果分析