文献
J-GLOBAL ID:201502213799494217   整理番号:15A1284781

制御節水灌漑条件下で栽培されたネクタリンの収穫後の特性についての比較研究

Comparative study on postharvest performance of nectarines grown under regulated deficit irrigation
著者 (10件):
資料名:
巻: 110  ページ: 24-32  発行年: 2015年12月 
JST資料番号: W1912A  ISSN: 0925-5214  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
長期間制御節水灌漑(RDI)条件下で栽培された極早生ネクタリン品種VioWhite 5の生果実を,CA条件(3~4kPaO2,12~14kPaCO2)あるいは1-メチルシクロプロペン処理(1-MCP処理;1.25μL/L,24時間,0°C)の有無別に冷蔵貯蔵して比較試験を行った。処理区としては,(i)非節水灌漑区(NDI):全栽培期間中最高作物蒸発散量(ETc)の110%で灌漑,(ii)RDI1区:生育危険期間は,ETcの110%,残りの栽培期間は,NDIの85%で灌漑,(iii)RDI2区:生育危険期はETcの110%,3月の第二果実生育段階,収穫後期にはそれぞれNDIの80及び60%で灌漑した。そして,品質要因及び生化学パラメータを追跡調査した。その結果,一般に,RDI2区が,可溶性固形物含量が高く官能評価値が高かった。普通大気条件で貯蔵した果実は,重量減少速度が速く,硬度と色の変化が早く起こった。CA条件あるいは1-MCP処理と冷蔵を組み合わせると,生物活性物質の初期濃度が良く保持された。このことは,可溶性フェノール化合物含量に密接に関連しており,ネクタリンの抗酸化活性へのフェノール化合物の関連性を示唆していた。また,デヒドロアスコルビン酸濃度とストレスとの関連性も見られ,ストレスの生物指標としてデヒドロアスコルビン酸を用いることの有用性が示された。本研究結果から,RDI2栽培条件と収穫後1-MCP処理を組み合わせた方法が,総体的品質の改善及び保持効果が優れ,しかも灌漑水量が大幅に削減(2050m3/ha・年)できる最適な方法であると考察された。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
果実とその加工品  ,  食品の品質  ,  植物の生化学 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る