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J-GLOBAL ID：201502213846610298   整理番号：15A1330818

Sootoid:煤によるジェネラティブアート生成の試み

Sootoid: Generative art based on soot of candle.

著者 (4件)： 羽田久一 (東京工科大 メディア) ,  中野亜希人 (慶応大 大学院政策・メディア研究科) ,  亀井翔 (東京工科大 メディア) ,  戸塚大介 (東京工科大 メディア)
資料名： 芸術科学会論文誌(Web)  (Journal of the Society for Art and Science (Web))
巻： 14  号： 5  ページ： 220-228 (WEB ONLY)  発行年： 2015年11月06日 
JST資料番号： U0124A  ISSN： 1347-2267  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本論文ではジェネラティブアートの生成手法としてコンピュータ駆動された蝋燭によって生じる煤を描画に利用する手法を提案し,実装を行った。Sootoidと名付けられた本システムの最大の特徴は人間のプログラミングによる蝋燭の動きと,自然現象として制御不可能な蝋燭の炎の動きの組み合わせである。Sootoidはマクロにはプログラム可能な再現性があるシステムを用いたにもかかわらず,ミクロには蝋燭の炎という再現性のない描画を利用している。そのため,従来ではジェネラティブアートにおいてシステム内の乱数を用いて行っていたノイズの生成を,システムに固有の特性として保持しており,一般に画面上では乱数によって行われていたジェネラティブアート作品の生成を実空間のゆらぎを利用して行うことが出来る。(著者抄録)

シソーラス用語： *煤 ,  *芸術 ,  照明 ,  *画像処理 ,  現象 ,  再現性 ,  乱数 ,  *ゆらぎ ,  シミュレーション ,  帆布 ,  コンティンジェンシー
準シソーラス用語： *アート ,  *炎 ,  自然現象 ,  *描画 ,  蝋燭 ,  カンバス ,  偶発性

分類 (1件)： 図形・画像処理一般  (JE04010I)

引用文献 (10件)：

• 日本メディアアート史. アルテスパブリッシング, 2014.
• year. ジェネラティブ・アートProcessing による実践ガイド. BNN, 2012.
• year. What is generative art? Complexity theory as a context for art theory, 2003.
• Artist Etsuko Ichikawa. http://www.etsukoichikawa.com/.
• home SPAZUK. http://www.spazuk.com/fr/home-spazuk.php.

タイトルに関連する用語 (2件)： 煤 ,  試み