文献
J-GLOBAL ID:201502213873277215   整理番号:15A1089091

ヒトの短期高脂肪食は食後のトリメチルアミン-N-オキシドを増加させる

Short-term high-fat diet increases postprandial trimethylamine-N-oxide in humans
著者 (17件):
資料名:
巻: 35  号: 10  ページ: 858-864  発行年: 2015年10月 
JST資料番号: E0636B  ISSN: 0271-5317  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
腸内微生物叢はアテローム生成促進性トリメチルアミン-N-オキシド(TMAO)の産生につながるl-カルニチンやコリン等のトリメチルアミン部含有栄養素代謝に重要な役割を果たす。本研究では短期の高脂肪食が空腹時及び食後の血漿TMAO濃度を増加させると仮定した。2週間の正常カロリーコントロール食の後,10人の非肥満男性(18~30歳)が正常カロリー高脂肪食(55%脂肪)を5日間摂取した。血漿TMAOを12時間絶食後と高脂肪食摂取4時間後から1時間ごとにUPLC-MS/MSで測定した。空腹時血漿TMAOは高脂肪食後に有意には増加しなかった(1.83±0.21vs1.6±0.24μmol/L)。しかし血漿TMAOは高脂肪食摂取1時間後(2.15±0.28vs1.7±0.30μmol/L),2時間後(2.3±0.29vs1.8±0.32μmol/L),3時間後(2.4±0.34vs1.58±0.19μmol/L),4時間後(2.51±0.33vs1.5±0.12μmol/L)にはベースライン食後反応よりも高くなった(すべてP<.05)。結論として短期の高脂肪食は健康な非肥満若年男性の空腹時血漿TMAOを増加させなかったが,食後のTMAO濃度を増加させるようであった。この機構を解明するためにさらなる研究が必要である。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
動物の代謝と栄養一般  ,  循環系の臨床医学一般 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る