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J-GLOBAL ID：201502213882054741   整理番号：15A0876073

in vivoのモデル生物で明らかとなったサルモネラ菌-宿主間クロストークの理解と複雑性

Understanding the complexities of Salmonella-host crosstalk as revealed by in vivo model organisms

著者 (2件)： VERMA Smriti (Regional Centre for Biotechnology, NCR Biotech Cluster 3rd Milestone, Gurgaon-Faridabad Highway, Village Bhankari ...) ,  SRIKANTH Chittur V. (Regional Centre for Biotechnology, NCR Biotech Cluster 3rd Milestone, Gurgaon-Faridabad Highway, Village Bhankari ...)
資料名： IUBMB Life  (IUBMB Life)
巻： 67  号： 7  ページ： 482-497  発行年： 2015年07月 
JST資料番号： C0136B  ISSN： 1521-6543  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Salmonella enterica serovar Typhimurium (ST)などの非チフス性サルモネラ菌によって起こる食物経由の感染は,先進国,開発途上国において重大な脅威となっている。薬剤耐性株の増加に伴い,疫学,微生物学,病原性および宿主-病原体相互作用の生物学は,これらの疾患と戦うための健康システムを実現するのに必須である。少なくとも世界のある地域の病院から患者データは,STによる病気の疫学的理解を助けてきた。サルモネラ菌-宿主間のクロストークに関連する他の観点の大部分は,簡便で遺伝的操作性がよく維持経費が安い,ツールとして価値が高いモデルシステムから由来する。ウシモデルのような複雑なシステムは,感染に必要な重要な病原性因子を理解するのを助けた。ショウジョウバエや線虫のような単純なシステムは,新規な病原性因子の同定に役立っている。この分野の新規な概念は,ST大腸炎のマウスモデルから来ている。これは遺伝子操作可能で,ヒトでの感染に類似していることによる。まとめると,これらのモデルは,STによる疾患の進行のin vitroでの発見をin vivoに関連づけるのに,極めて有用である。この総説は,モデル動物を使った研究から得られた細胞及び分子レベルでのST-宿主相互作用の様々な進歩の集大成である。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 細胞情報伝達 ,  病原体 ,  ネズミチフス菌 ,  病態モデル ,  *サルモネラ属 ,  寄生 ,  薬物耐性 ,  *疫学 ,  ウシ ,  ヒト ,  *マウス ,  *ショウジョウバエ ,  感染予防
準シソーラス用語： クロストーク【生体】 ,  病原性因子 ,  Salmonella enterica serovar Typhimurium ,  *感染モデル ,  サルモネラ菌 ,  *宿主病原体相互作用 ,  薬剤耐性

分類 (3件)： 微生物感染の生理と病原性  (EG03053T) ,  感染症・寄生虫症一般  (GD01010H) ,  細菌による動物の伝染病  (FE02023A)

タイトルに関連する用語 (7件)： モデル ,  生物 ,  サルモネラ菌 ,  宿主 ,  クロストーク ,  理解 ,  複雑性