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J-GLOBAL ID：201502213888587377   整理番号：15A0832311

Drude型特性を持つ金属円筒における表面プラズモン共鳴:半径依存性と品質因子

Surface plasmon resonances in Drude metal cylinders: radius dependence and quality factor

著者 (6件)： NAPOLES-DUARTE J M (Universidad Autonoma de Chihuahua, Chihuahua, MEX) ,  CHAVEZ-ROJO M A (Universidad Autonoma de Chihuahua, Chihuahua, MEX) ,  FUENTES-MONTERO M E (Universidad Autonoma de Chihuahua, Chihuahua, MEX) ,  RODRIGUEZ-VALDEZ L M (Universidad Autonoma de Chihuahua, Chihuahua, MEX) ,  GARCIA-LLAMAS R (Universidad de Sonora, Sonora, MEX) ,  GASPAR-ARMENTA J A (Universidad de Sonora, Sonora, MEX)
資料名： Journal of Optics  (Journal of Optics)
巻： 17  号： 6  ページ： 065003,1-6  発行年： 2015年06月 
JST資料番号： D0538C  ISSN： 2040-8978  CODEN： JOOPCA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Ritchieによって最初に提案された表面プラズモンは,平坦な金属と誘電体界面における電子密度の集団的な振動であると考えられ,その固有振動数はバルクのプラズマ振動数よりも小さい。Ritchieによる独創的な研究以来,表面プラズモンは粗い表面における興味深い光学的特性に起因する現象,例えばWoodの回折異常のような現象であることが分かった。現在,表面プラズモンはセンサー,表面増強ラマン分光,太陽電池の効率増大技術,メタ材料などに幅広く応用されている。従って,様々な配置におけるこれらの励起に関する研究は非常に重要である。本稿では,Drude型特性を持つ金属円筒における表面プラズモン共鳴の半径依存性とQ値に関する研究結果を報告する。Drudeモデルに基づき,金属円筒の半径の関数として複素固有振動数を数値的に解くことによって,金属円筒における表面プラズモンモードの分散関係を研究した。更に,モードのQ値を研究し,半径が増大するに伴ってQ値は低下することが分かった。半径が小さい場合には,Q値の最大値はモード次数に依存せず,それらの値は等しいことが判明した。

シソーラス用語： 因子 ,  *Q値 ,  *プラズマ共鳴 ,  *円筒 ,  モデル ,  分散関係 ,  *銀 ,  ナノワイヤ
準シソーラス用語： 品質因子 ,  *表面プラズモン共鳴 ,  Drudeモデル

分類 (1件)： 固体プラズマ  (BM02160W)

タイトルに関連する用語 (4件)： 表面プラズモン共鳴 ,  半径 ,  依存性 ,  品質因子