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J-GLOBAL ID:201502213949212509   整理番号:15A1133827

ZnOナノワイヤ-コバルトフタロシアニンヘテロ接合を用いたH2Sセンサの高速応答と高感度性

Fast Response and High Sensitivity of ZnO Nanowires-Cobalt Phthalocyanine Heterojunction Based H2S Sensor
著者 (14件):
資料名:
巻:号: 32  ページ: 17713-17724  発行年: 2015年08月19日 
JST資料番号: W2329A  ISSN: 1944-8244  CODEN: AAMICK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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硫化水素(H2S)は,様々な工業プロセスで発生する無色可燃性の物質である。また,高濃度のH2Sに曝されると人体に重大な影響を引き起こす有毒ガスでもある。H2Sセンサについては,これまでに,金属酸化物半導体における化学抵抗(chemiresistor)作用を用いたものが知られている。なかでも,ナノ構造化酸化物半導体の大きな表面対体積比を利用したセンサは高感度性を示す。しかしながら,金属酸化物半導体センサは,選択性と動作速度の点で限界がある。そこで,H2Sに対する選択性を増すために,有機半導体と組み合わせた複合体センサが研究されている。本研究では,コバルトフタロシアニン(CoPc)とZnOナノワイヤからなるヘテロ接合の化学抵抗応答を調べた。CoPcの厚さを増していき15nmと越えると,膜はn型からp型へと変化した。また,25nm厚のCoPcを用いたヘテロ接合は,H2Sに対して最高感度(10ppmに対して268%)と高速応答(26秒)を示した。X線光電子分光測定と仕事関数の測定値から,ZnOからCoPcへ電子移動が起こり,その結果,pn接合が形成されていることがわかった。高速応答は,H2SとCoPc間の直接相互作用に起因している。
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