抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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株式会社セブン&アイ・ホールディングスが展開するオムニチャネルの方向性を紹介した。米国で進展したオムニチャネルは百貨店や薬局チェーン等の単一業態の中でリアルとネットを融合することであった。しかし,当グループでは,オムニチャネルの本質は,システム戦略ではなく,「究極の顧客戦略」であり,そのポイントとなるのが業態を超えることであると考えている。コンビニ,スーパー,専門店,百貨店などの個別の考え方を捨ててお互いに連携し,リアルとネットを融合させていくことが重要である。本稿では,当グループが目指すオムニチャネル概念を構成する「時間と場所の制約を受けない売場」,「新しく上質な商品」,「1人1人に合った接客」について解説した。また,グループ横断の戦略組織で推進している商品,店舗・物流,ネットサービス,セキュリティの4つのプロジェクトや,実店舗で進めている実験なども紹介した。