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J-GLOBAL ID：201502214038689389   整理番号：15A0395767

都市域における洪水流出解析を目的とした微小道路要素の自動構築手法に関する研究

Study on an Automated Construction Method of Minute Road Segments aiming at Urban Storm Runoff Analysis

著者 (5件)： 田内裕人 (首都大学東京) ,  天口英雄 (首都大学東京) ,  河村明 (首都大学東京) ,  中川直子 (立教大 理) ,  古賀達也 (建設技術研)
資料名： GIS-理論と応用  (Theory and Applications of GIS)
巻： 22  号： 2  ページ： 93-102  発行年： 2014年12月31日 
JST資料番号： L3915A  ISSN： 1340-5381  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 都市域における洪水流出・浸水解析モデルへの適用を目的とした,微小道路要素を,数値地図2500「基盤地図情報」を用いて自動構築した。まず道路要素の複雑さを考慮して,微小道路要素の条件を設定し,構築手順を作成した。手順は要素の読込,交差部・単路部の分離およびそれぞれの微小道路要素への分割,結果の出力である。この手法を東京都内の神田川上流域に適用した結果,約5時間で60485個の微小要素を出力した。単路部を任意の大きさに分割し,洪水流出解析が可能な微小道路要素を作製できた。また交差部では99.1%が微小道路要素に分割され,十分機能した。

シソーラス用語： 流出量 ,  *洪水 ,  確率 ,  *都市域 ,  地理情報システム ,  地図 ,  位置情報 ,  交差部 ,  集中豪雨 ,  *道路構造 ,  地形要素 ,  凹面 ,  凹形 ,  流出解析
準シソーラス用語： 基盤地図情報 ,  小凹点 ,  *都市洪水 ,  道路要素 ,  予想最大洪水流出

分類 (1件)： 自然災害  (RA02030M)

引用文献 (13件)：

• 天口英雄・河村明・高崎忠勝(2007)地物データGISを用いた新たな地物指向型都市洪水流出解析モデルの提案「土木学会論文集B」, 63(3), 206-223.
• 伊吹山四朗・多田宏行・栗本典彦(1994)「わかり易い土木講座12新訂版 道路」, 彰国社.
• 内田龍彦・河原能久・木梨行宏・伊藤康(2007)デカルト座標系を用いた市街地氾濫流シミュレータの構築と竹原市の高潮氾濫への適用,「水工学論文集」51, 517-522.
• 川池健司・井上和也・林秀樹・戸田圭一(2002)都市域の氾濫解析モデルの開発.「土木学会論文集」, 698(II-58), 1-10.
• 河村哲也(2004)「河川のシミュレーション!」, 山海堂.

タイトルに関連する用語 (9件)： 都市域 ,  洪水 ,  流出解析 ,  微小 ,  道路 ,  要素 ,  構築 ,  手法 ,  研究