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J-GLOBAL ID:201502214046545818   整理番号:15A1262098

顕微鏡および分光学的研究に基づく結晶R(+)-α-リポ酸-α-サイクロデキストリン複合体の構造分析

Structural Analysis of Crystalline R(+)-α-Lipoic Acid-α-cyclodextrin Complex Based on Microscopic and Spectroscopic Studies
著者 (14件):
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巻: 16  号: 10  ページ: 24614-24628 (WEB ONLY)  発行年: 2015年10月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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R(+)-α-リポ酸(RALA)は,天然の基質であり,その蛋白質結合型はミトコンドリアにおけるエネルギー代謝で有意な役割をする。RALAは,熱およびUV光を含む,各種の物理的な刺激に脆弱であり,我々をサイクロデキストリン(CDs)との複合体の安定性検討に駆り立てる。この研究では,結晶RALA-αCD複合体を調製し,精製し,固体状態でその性質を検討した。1NMRおよびPXRD分析結果は,結晶RALA-αCD複合体が,分子比2:3(RALA-αCD)のチャンネル型複合体であることを示した。複合体の減衰全反射/フーリエ変換赤外分析は,RALA-αCD複合体形成による,RALAのC=O伸縮振動のシフトを示した。ラマン分光分析は,RALA-αCD複合体におけるRALAのS-SおよびC-S伸縮振動の有意な弱さを明らかにし,RALAのジチオラン環がα-CDのグルコース環にほぼ閉鎖されていることを示した。この影響の程度は,結晶の六角形形態に対する励起レーザーの方向に依存した。個体状態NMR分析は,C=Oピークの化学シフトを正確に測定することを可能にした。これら結果は,RALAがα-CD環の面に垂直に配向した1,2-ジチオラン環によりα-CD洞で位置していることを示した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
薬物の分析  ,  その他の代謝作用薬の基礎研究 

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