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J-GLOBAL ID：201502214048140725   整理番号：15A0351578

マグネシウム系固化材による改良土の力学特性に及ぼす温度の影響

著者 (5件)： 福田靖 (徳山工高専) ,  上俊二 (徳山工高専) ,  桑嶋啓治 (徳山工高専) ,  阿野憲一 (宇部マテリアルズ) ,  中堀陽平 (宇部マテリアルズ)
資料名： 地盤と建設  (地盤工学会中国支部論文報告集)
巻： 32  号： 1  ページ： 105-110  発行年： 2014年12月26日 
JST資料番号： X0762A  ISSN： 0289-9418  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： マグネシウム系固化材を用いた地盤改良を行うにあたって,低温下では,固化材が固まりにくく,所定の強度に達しないことがある。逆に,高温下では,固化材の反応が早く施工が困難になる問題があげられる。本研究では,改良土の力学的性質に及ぼす温度の影響を明らかにするため,養生温度,養生期間を変えて実験を行い,力学特性に及ぼす温度の影響を明らかにした。実験の結果,養生温度が高いほど固化材の反応は早く,高い強度が得られた。また,気温10°C以下では締固めエネルギーを高くしても,強度増加は見られないことが明らかとなった。(著者抄録)

シソーラス用語： 地盤改良 ,  土木材料 ,  *舗装材料 ,  地盤改良工法 ,  *マグネシウム ,  温度 ,  期間 ,  *安定処理土 ,  養生 ,  まさ土 ,  酸化マグネシウム ,  一軸圧縮試験
準シソーラス用語： 改良土 ,  *固化材

分類 (1件)： 地盤改良,土質安定処理  (RA07060C)

引用文献 (6件)：

• 山田哲,西形達明,西田一彦,松田豊:酸化マグネシウムの地盤改良への適応について,土と基礎,Vol.54,No.7,pp.19-21,2006
• 藤森新作,小堀茂次:自然環境にやさしい土壌硬化剤マグホワイトの開発,農業土木学会誌,第68巻,第12号,pp.1297-1300,2000.
• 社団法人セメント協会:セメント系固化材による地盤改良マニュアル第3版,pp.40-41,2003.
• 安西徹郎,犬伏和之編/梅宮善章,後藤逸男,妹尾啓史,筒木潔,松中照夫著,土壌学概論,朝倉書店,2001.4.
• セメント協会標準試験方法 JCAS L-01-2006「セメント系固化材による改良体の強さ試験方法」

タイトルに関連する用語 (4件)： マグネシウム ,  固化材 ,  改良土 ,  力学特性