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J-GLOBAL ID:201502214052188598   整理番号:15A0939040

ランダムに配向した希土類イオンを含む可飽和光ファイバーにおけるポピュレーション格子

Population gratings in saturable optical fibers with randomly oriented rare-earth ions
著者 (5件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 075401,1-9  発行年: 2015年07月 
JST資料番号: D0538C  ISSN: 2040-8978  CODEN: JOOPCA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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光吸収の局所的な飽和,あるいは希土類のドープされたファイバーにおいて後方励起する2つのコヒーレントな光波の干渉パターンの最大ゲインを介して記録された動的ポピュレーション格子は,様々な応用が期待される。特に,可変超狭帯域光ファイバーフィルター,単周波数ファイバーレーザー,様々な構造を持つ補償光学系,および2波混合を介した高速/低速光伝搬への応用などが実証されている。この種の格子の記録/消去の固有速度は,エルビウムドープの光ファイバーにおける活性イオンの準安定状態の寿命によって支配される。しかし,良く知られているように,ドープされたファイバーにおいて実験的に観測される飽和吸収/ゲインの格子振幅は,均一な飽和吸収/ゲインの格子振幅よりも可成り小さい。本稿では,ランダムに配向した希土類イオンを含む光ファイバーにおける動的ポピュレーション格子の形成を,直交した偏光によって読み出すための格子部品に注目して解析した結果を報告する。共線的に配向した双極子型中心に関する単純なモデルに比べて,ファイバー吸収の入射パワー依存性,あるいは蛍光強度の入射パワー依存性から見積もったランダムに配向した双極子型中心の有効飽和パワーPsatは2倍程度大きくなることが分かった。偏光ホールバーニング(PHB)および蛍光偏光の実験的に観測される減退を支配する活性中心の異方性の低下は,ランダムなイオン配向の効果を何らかの方法で補償することが分かった。しかし,通常の最大2波混合(TWM)振幅と最初に飽和していないファイバー光学密度の間の比は,共線的に配向した双極子のモデルと殆ど同じであることが判明した。また,直交した偏光波のTWMに関係するPHB効果と異方的な格子の振幅の比も,低下したイオンの異方性によって大きな影響を受けないことが分かった。
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分類 (1件):
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光導波路,光ファイバ,繊維光学 
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