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J-GLOBAL ID：201502214072343050   整理番号：15A1234868

中温と高温域のための熱電材料

Thermoelectric materials for middle and high temperature ranges

著者 (3件)： FUNAHASHI Ryoji (National Inst. Advanced Industrial Sci. & Technol., Osaka, JPN) ,  BARBIER Tristan (National Inst. Advanced Industrial Sci. & Technol., Osaka, JPN) ,  COMBE Emmanuel (National Inst. Advanced Industrial Sci. & Technol., Osaka, JPN)
資料名： Journal of Materials Research  (Journal of Materials Research)
巻： 30  号： 17  ページ： 2544-2557  発行年： 2015年09月14日 
JST資料番号： D0987B  ISSN： 0884-2914  CODEN： JMREEE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 酸化物とケイ化物は優れた耐酸化性のため中温域(673~873K)と高温域(873~1273K)で有望な熱電材料である。本研究では,酸化物とケイ化物の熱電特性向上について検討した。酸化物としてBi₂Sr₂Co₂O₉バルクを部分溶融法とホットプレスを組み合わせて調製した。Bi₂Sr₂Co₂O₉相の溶融によりSr-OとCo-O固相及びBi-Sr-O液相が分解溶融により生成し,これらの間で包晶反応が起こる。第二相の生成とかさ密度低下はフォノン熱伝導を低下させる。性能指数ZT値は1000Kで0.27に達した。また,中温域での熱電材料としてMn₃Si₄Al₂をアーク溶解で合成し,放電プラズマ焼結で緻密化し,結晶構造を調べた。更に,元素置換したMn_3-xCr_xSi₄Al₂,Mn₃Si₄Al_2-xGe_x及びMn₃Si₄Al_2-xIn_xの熱電特性は元素置換により向上し,Mn_2.7Cr_0.3Si₄Al₂の出力因子は573Kで2.07mW/mK²に達した。

シソーラス用語： *熱電材料 ,  ビスマス化合物 ,  ストロンチウム化合物 ,  コバルト化合物 ,  酸化物 ,  部分融解 ,  包晶反応 ,  第二相 ,  容積重 ,  熱伝導率 ,  フォノン ,  性能指数 ,  マンガン化合物 ,  アルミニウム化合物 ,  ケイ化物 ,  アーク融解 ,  放電プラズマ焼結 ,  緻密化 ,  結晶構造 ,  クロム化合物 ,  ゲルマニウム化合物 ,  インジウム化合物 ,  因子 ,  ホットプレス ,  出力因子

分類 (1件)： セラミック・陶磁器の製造  (YC03020V)

タイトルに関連する用語 (3件)： 中温 ,  高温域 ,  熱電材料