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J-GLOBAL ID:201502214083876556   整理番号:15A0510097

長期的ヒ素汚染土壌の自生植物種と関連した根系細菌コミュニティ

Rhizobacterial communities associated with spontaneous plant species in long-term arsenic contaminated soils
著者 (4件):
資料名:
巻: 31  号:ページ: 735-746  発行年: 2015年05月 
JST資料番号: T0482A  ISSN: 0959-3993  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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アザミ(Cirsium arvense)および群生ヘアグラス(Deschampsia caespitosa)の根-土壌システムの3つの土壌フラクション,即ちバルクの土壌,根圏および根面における微生物のコミュニティ構成を調査した。ヒ素により数世紀以来汚染した,そして現在も高水準のヒ素(215~12,500mgkg-1)を示す2か所のイタリアの土地で,2つの自生野生植物種は優勢だった。どのように,根系細菌生態系が,組成と機能によって長期的ヒ素汚染に反応するかを,よりよく理解するために,栽培ベースの方法と共に,培養に依存しない技術(DAPI計数,in situ蛍光ハイブリダイゼーションおよび変性勾配ゲル電気泳動分析)を,応用した。微生物群集構造は,2つの根-土壌システムで,定性的に類似していた。しかし,いくつかの定量的差異を観測した。Proteobacteriaのα-,β-とγ-亜綱の細菌は,すべてのフラクションで優勢だった。一方,亜優占種群(Cytophagaceae,グラム陽性,芽胞形成および線状細菌)が,D.caespitosaの根-土壌システムで,著しくより豊富であった。ヒ素耐性株に関しては,Firmicutes,Actinobacteria(放線菌類),腸内細菌およびγ-Proteobacteriaを,両方の植物の土壌システムから分離した。高水準ヒ素汚染への応答は,土壌構造および寄主植物型効果と共に,根圏微生物群集構造を支配したことを,本論文での結果は示唆した。土壌修復へのポテンシャル利用による,自生細菌系統の有益な情報と同様に,金属汚染土壌で,複雑な細菌コミュニティのより良い理解を,本研究からのデータは与えることができた。Copyright 2015 Springer Science+Business Media Dordrecht Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
微生物の生態  ,  重金属とその化合物一般 

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