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J-GLOBAL ID:201502214130125603   整理番号:15A0922920

枯草菌由来のサーファクチンは予期しない抗レジオネラ活性を示す

Surfactin from Bacillus subtilis displays an unexpected anti-Legionella activity
著者 (6件):
資料名:
巻: 99  号: 12  ページ: 5083-5093  発行年: 2015年06月 
JST資料番号: H0764A  ISSN: 0175-7598  CODEN: EJABDD  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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汚染菌がレジオネラ症の原因菌であるレジオネラLegionella pneumophilaに対し拮抗活性を示すことが分かった。細菌は枯草菌と同定され,B.subtilis AM1と命名された。PCR分析により,広範囲の生物活性を持つリポペプチドであるサーファクチンの生合成に関与するsfp遺伝子の存在が明らかになった。生物活性物質をAM1無細胞上清から酢酸エチルで抽出し,逆相HPLC(RP-HPLC)を使って精製した。次に,ESI-MS分析により,m/z1008及び1036Daにプロトン化分子イオンを持つふたつの活性物質の存在が示され,サーファクチンイソ型と一致した。リポペプチドの構造をタンデム質量分析により決定し,市販のサーファクチン混合物のスペクトルと比較した。サーファクチンは殆どレジオネラ属に限られた抗菌スペクトラム(MICs,1-4μg/mL)を示し,L.pneumophilaの天然の保菌種として知られるアメーバAcanthamoeba castellaniiに対し弱い活性を示した。抗生物膜アッセイは,66μg/mLのサーファクチンが6日目の生物膜の90%を消失させたことを実証した。結論として,本研究はLegionella sp.及び形成された生物膜に対し,サーファクチンの潜在的活性を初めて明らかにし,環境に伝播するレジオネラの制御に対するリポペプチドの利用と開発に対する新たな方向を提供した。Copyright 2015 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.
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微生物の生化学  ,  蛋白質・ペプチド一般  ,  微生物に対する影響 
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