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J-GLOBAL ID：201502214150588251   整理番号：15A1311464

将来の外力変動を考慮可能な河口デルタ地形長期予測モデルの基礎的検討

A BASIC STUDY OF ESTUARY DELTA TOPOGRAPHY LONG-TERM PREDICTIVE MODEL WHICH CAN CONSIDER A FUTURE EXTERNAL FORCE CHANGE

著者 (3件)： 仲西耕平 (株式会社大林組) ,  中條壮大 (熊本大学大学院自然科学研究科) ,  外村隆臣 (熊本大学工学部技術部)
資料名： 土木学会論文集 B2(海岸工学)(Web)  (海岸工学論文集(Web))
巻： 71  号： 2  ページ： I.505-I.510 (J-STAGE)  発行年： 2015年 
JST資料番号： U0396A  ISSN： 1883-8944  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 将来の気候変動によって防災や水産資源の保護など重要な役割を果たしている河口デルタの変形・消失が懸念されている.本研究では長期の河口デルタ地形を予測するための,潮汐・波浪および河川出水による土砂供給の3つの外力変化を考慮可能な岸沖1次元モデルの構築を試みた.構築した計算モデルより,それぞれの外力変化と平衡断面形状との関係について既往研究と同様の結果が見出されるかどうか数値実験を行った.また,熊本県白川河口デルタを対象に,計算モデルと取得した外力データを用いて数値計算を行い,深浅測量の結果より得られた地形データとの比較から計算モデルの検証を行った.その後,将来の海面上昇を考慮した予測計算を行い,2100年には平均3545cm程度の地盤高の低下が生じることを示した.(著者抄録)

シソーラス用語： 気候変動 ,  変形 ,  *三角州 ,  *河口 ,  *地形 ,  潮汐 ,  波浪 ,  供給 ,  出水 ,  解析モデル ,  実験 ,  海面上昇 ,  縮小 ,  *変化 ,  *力 ,  形態 ,  断面 ,  平衡 ,  *予測モデル ,  *期間 ,  外力 ,  数値実験 ,  *モデル
準シソーラス用語： 河口デルタ ,  *河口デルタ地形 ,  *外力変化 ,  岸沖1次元モデル ,  *長期予測モデル ,  土砂供給 ,  平衡断面形状

分類 (2件)： 海岸工学  (RC13000X) ,  河川工事  (RC12030X)

引用文献 (14件)：

• 1) G. Mariotti and S. Fagherazzi : A numerical model for the coupled long-term evolution of salt marshes and tidal flats: J. Geophys. Res., Vol. 115, F01004, 2010.
• 2) L. Carniello et al. : A combined wind wave—tidal model for the Venice lagoon, Italy.: J. Geophys. Res., Vol. 110, 2005.
• 3) Komen, G. J. et al. , On the existence of a fully developed wind-sea spectrum, J. Phys. Oceanogr., 14, 1271 - 1285, 1984.
• 4) Soulsby, R. L, Dynamics of Marine Sands. Thomas Telford Publications, London, pp. 76-79, 1997.
• 5) Fagherazzi, S. et al. : Wind waves in shallow microtidal basins and the dynamic equilibrium oftidal flats, J. Geophys. Res., Vol. 112, F02024, 2007.

タイトルに関連する用語 (5件)： 外力 ,  地形 ,  長期 ,  予測モデル ,  基礎的検討