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J-GLOBAL ID：201502214218914410   整理番号：15A0588249

肝細胞癌HepG2細胞の細胞増殖に対するCostus speciosus葉のメタノール抽出物によるアポトーシス効果と阻害効果

Apoptotic and Inhibitory Effects on Cell Proliferation of Hepatocellular Carcinoma HepG2 Cells by Methanol Leaf Extract of Costus speciosus

著者 (3件)： NAIR Sandhya V. G. (Dalhousie Univ., NS, CAN) ,  HETTIHEWA Menik (Univ. Ruhuna, Karapitiya, LKA) ,  RUPASINGHE H. P. Vasantha (Dalhousie Univ., NS, CAN)
資料名： BioMed Research International (Web)  (BioMed Research International (Web))
巻： 2014  号： Cell Biology  ページ： 637098 (WEB ONLY)  発行年： 2014年 
JST資料番号： U7008A  ISSN： 2314-6133  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Costus speciosusは南アジアと東南アジアの国々に分布する野生のショウガとして一般的に知られている薬用植物である。この植物の葉は悪性病変と精神疾患でアーユルベーダの治療計画に用いられる。植物の根茎抽出物を用いて悪性病変,肺炎,泌尿器障害,黄疸,リウマチおよび糖尿病を治療する。この研究の目的はヒト肝細胞癌(HepG2)細胞の増殖に対するC.speciosusの葉のメタノール抽出物の効果を調べ,その作用の考えられるメカニズムを理解することである。1,10,50,100および200μg/mLの濃度の抽出物による処理の24時間後と48時間後にMTSアッセイでHepG2細胞の生存率を測定した。細胞周期解析とアポトーシスをフローサイトメトリーおよびカスパーゼ-3誘導により評価した。24時間100μg/mLの葉のメタノール抽出物で処理したHepG2細胞は細胞生存率で有意な減少を示した(P≦0.05)。メタノール抽出物は細胞周期の進行を攪乱し,細胞周期を調節し,制御するので,シグナル分子がHepG2細胞におけるアポトーシスの誘導に関与していた。今回の知見は,C.speciosusの葉の植物化学物質が肝細胞癌に対する天然の治療製品開発の可能性を示している。これは肝臓癌と関連してC.speciosusの葉抽出物の抗癌活性をin vitroで明らかにした初めての報告である。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *肝細胞癌 ,  HepG2細胞 ,  *単子葉植物 ,  ショウガ ,  *薬用植物 ,  葉 ,  増殖阻害 ,  *葉分析 ,  *抗腫瘍作用 ,  アポトーシス ,  医学 ,  *化学物質 ,  *複素環化合物 ,  ステロイド ,  スピロ化合物 ,  酸素複素環化合物 ,  オレフィン化合物 ,  不飽和アルコール ,  第二アルコール ,  *植物性化学物質
準シソーラス用語： *Costus speciosus ,  アーユルベーダ ,  *オオホザキアヤメ科 ,  抽出物

分類 (3件)： 植物の生化学  (EH01050J) ,  生薬の薬理の基礎研究  (GX06020J) ,  抗腫よう薬の基礎研究  (GW16010A)

物質索引 (1件)： ジオスゲニン

タイトルに関連する用語 (7件)： 肝細胞癌 ,  HepG2細胞 ,  細胞増殖 ,  葉 ,  メタノール抽出物 ,  アポトーシス ,  阻害効果