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J-GLOBAL ID:201502214291565492   整理番号:15A0954269

覚醒剤を常用する脳:報酬から依存症へ

The Brain on Drugs: From Reward to Addiction
著者 (2件):
資料名:
巻: 162  号:ページ: 712-725  発行年: 2015年08月13日 
JST資料番号: A0707B  ISSN: 0092-8674  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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神経科学の発展により依存症は強い遺伝的,神経発達的及び社会文化的要素による慢性脳疾患であることが確認された。著者らはこの論文で,この状態の回路レベルと細胞レベルの機構,及び報酬・自制・情動を調節する経路の選出を議論する。覚醒剤の乱用は側坐核において生理学的濃度を超えたドーパミンの濃度上昇を誘発することにより,D1受容体を通じ線条体直接路を活性化し,D2受容体通じ線条体-皮質経路を阻害し,強化効果を発揮する。覚醒剤の反復服用は線条体と中脳のドーパミン神経に対するグルタミン作動系の入力に神経可塑的な変化を誘導し,それによって覚醒剤の合図に対する脳の反応性を高め,非覚醒剤報酬に対する感受性を低め,自己調節を弱め,ストレス刺激に対する感受性と精神不安を高める。覚醒剤誘発障害は長く続くので,それらを軽減し或いは無効にするように設計された介入は依存症の治療に有益である。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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神経の基礎医学 
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