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J-GLOBAL ID:201502214344116300   整理番号:15A0978601

移動管法を使った原子分子科学とその周辺 第4回 イオン移動度質量分析法によるクラスターイオンの構造研究

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資料名:
巻: 11  号:ページ: 148-156 (WEB ONLY)  発行年: 2014年11月17日 
JST資料番号: U0603A  ISSN: 2436-1070  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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原子・分子の小集合体であるクラスターイオンの構造について,イオン移動度質量分析法を用いた研究例を紹介する。クラスターイオンの物理・化学的性質は構成粒子数(サイズ)が一個変わるだけで劇的に変化する。このサイズによる性質の変化は,一般にはクラスターイオンを質量分析法で分離して研究することができる。しかし,単一サイズのクラスターイオンには複数の構造異性体が含まれている可能性があり,サイズのみを選別しても異性体の混合物の情報しか得られないという問題が生じる。イオン移動度分析は気相イオンの異性体を分離する手法であり,これをクラスターイオンの構造研究に適用することで,サイズのみを選別した従来の研究に,構造異性体選別という新たな軸を加えることができる。(著者抄録)
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分類 (2件):
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原子・分子のクラスタ  ,  質量分析 
引用文献 (38件):
  • P. Schnabel, M. P. Irion, and K. G. Weil, J. Phys. Chem. 95, 9688 (1991).
  • M. T. Bowers, Int. J. Mass Spectrom. 370, 75 (2014).
  • K. Koyasu, T. Ohtaki, N. Hori, and F. Misaizu, Chem. Phys. Lett. 523, 54 (2012).
  • K. Ohshimo, T. Komukai, R. Moriyama, and F. Misaizu, J. Phys. Chem. A 118, 3899 (2014).
  • 田沼肇,原子衝突学会誌 11, 18 (2014).
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