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J-GLOBAL ID：201502214452186675   整理番号：15A1125164

脂質異常症TRIB3遺伝子rs2295490多型と冠状動脈性心臓病との相関【Powered by NICT】

Correlation between TRIB3 gene rs2295490 polymorphism and coronary heart disease with dyslipidemia

著者 (3件)： Zhang Jiwang (Clinical Lab.,Yongchuan Hospital,Chongqing Medical Univ., Chongqing) ,  Tang Zhigui (Clinical Lab.,Yongchuan Hospital,Chongqing Medical Univ., Chongqing) ,  Yuan Yongqiang (Clinical Lab.,Yongchuan Hospital,Chongqing Medical Univ., Chongqing)
資料名： Zhonghua Jianyan Yixue Zazhi  (Zhonghua Jianyan Yixue Zazhi)
巻： 38  号： 4  ページ： 273-276  発行年： 2015年 
JST資料番号： C2341A  ISSN： 1009-9158  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 脂質異常症を有するTRIB3遺伝子rs2295490と冠動脈性心疾患(CHD)の多型の間の相関を検討すること。方法症例対照研究では,観察群(平均年齢60.15歳,男性150名,女性70名)と151年齢と性別を合致させた健常人対照群(平均年齢59.22歳,男性102と49Fe雄)として220CHD患者を登録した。二群のTRIB3遺伝子rs2295490多型の遺伝子型をPCR及び配列に基づく試験により検出した。同時に,血中グルコース(GLU),総コレステロール(TC),トリグリセリド(TG),高密度リポ蛋白質コレステロール(HDL-C),低密度リポ蛋白質コレステロール(LDL-C)を測定した。TRIB3遺伝子rs2295490とCHDの多型,二群の生化学的指標との間の相関を分析した。遺伝子型と対立遺伝子頻度二群間の比較は,χ~2試験を利用したが,二群間で生化学的指標の比較はt検定を用いた。TRIB3遺伝子rs2295490の結果対照群では,AA遺伝子型頻度,AGおよびGGは57%,35%と8%であり,AとG対立遺伝子の頻度は75%と25%であった。CHD群では,TRIB3遺伝子rs2295490のAA,AGおよびGGの遺伝子型頻度は50%,41%および9%であり,AとG対立遺伝子の頻度は71%と39%であった。CHDと健常対照者(χ~2=1.74, P=0.42;χ~2=1.26, P=0.243)間のTRIB3遺伝子rs2295490の多型の遺伝子型と対立遺伝子頻度の有意差はなかった。CHD群では,AA遺伝子型のHDL-CレベルはAG+GG遺伝子型(t=-9.78 ,P=0.00)のそれよりも高かった。AA遺伝子型のTG,LDL-CレベルはAG+GG遺伝子型(t=2.59, P=0.01 ;t=6.15, P=0.00)より低かった。全ての差は統計的に有意であった。結論TRIB3遺伝子rs2295490多型はCHDとの相関を持たないが,G対立遺伝子は,CHD患者における脂質異常症と相関している可能性がある。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 生化学 ,  症例対照研究 ,  *高脂血症 ,  遺伝子頻度 ,  遺伝子型 ,  男性 ,  *遺伝子 ,  血糖 ,  対立遺伝子
準シソーラス用語： 有意差 ,  t検定 ,  総コレステロール値 ,  対照群 ,  健常者 ,  性別 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 遺伝子の構造と化学  (EC02020U)

タイトルに関連する用語 (5件)： 脂質異常症 ,  遺伝子 ,  多型 ,  冠状動脈性心臓病 ,  相関