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J-GLOBAL ID:201502214453938824   整理番号:15A1259807

モデルベース開発向け画像処理ソフトウェアの並列化フレームワーク

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資料名:
巻: 2015  号: EMB-38  ページ: VOL.2015-EMB-38,NO.4 (WEB ONLY)  発行年: 2015年08月21日 
JST資料番号: U0451A  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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近年の組み込みシステムはその複雑化に伴い,ソフトウェアの規模が年々増加している。そのため,開発効率の向上の面からモデルベース開発が普及している。このモデルベース開発ではモデル上で設計から実装や検証等までを一貫して行うことで,開発効率を大幅に改善することが可能である。特に自動車分野を始めとする組み込みシステムではMATLAB/Simulinkのようなモデルベース開発ツールがデファクトスタンダードになっている。これらのツールではEmbedded Coder等のコード生成ツールによる組み込みプロセッサ向けの自動コード生成をサポートしており,設計されたアルゴリズムの人手による実装が不要になっている。しかしながら,このようなコード生成系では主にシングルコアプロセッサをターゲットとしており,各プロセッサ上の最適化は開発者に委ねられる。特に,多くの組み込みプロセッサが持つマルチコアをそのままでは有効利用できないといった問題がある。また,これらのツールは制御系を中心とした分野で幅広く普及している一方で,前述したターゲットプロセッサ上の最適化が十分ではないため,大量データを高速処理する必要がある画像処分野でMATLAB/Simulinkのようなモデルベース開発ツールを有効活用するには強力な自動生成コードの最適化が必要である。そこで,本論文ではモデルベース開発の中でマルチコアプロセッサの性能を十分引き出せるように,モデルベース開発された画像処理ソフトウェア向けの並列化コード生成のフレームワークを提案する。具体的にはEmbedded Coderにより自動生成された画像処理ソフトウェアに対して,OSCAR自動並列化コンパイラを用いて,自動生成コードのプロファイルと並列性をモデルベース開発の中で提示することで,モデルの性能改善に役立てる。さらには,Simulinkブロック間から粗粒度並列性を,Simulinkブロック内や既存コード内からループ並列性を抽出し,得られたプロファイル結果を使って並列化を行う。並列化コードの生成の際に,MATLAB/Simulinkのインターフェース関数を併せて出力することにより,Simulink上での並列化コードの動作が実現した。...(著者抄録)
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分類 (2件):
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ディジタル計算機方式一般  ,  演算方式 
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