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J-GLOBAL ID:201502214458842620   整理番号:15A1268548

葉の形質は秦嶺山脈の標高勾配に沿った2つのコナラ属種に異なる生態学的策略を示唆する

Leaf traits suggest different ecological strategies for two Quercus species along an altitudinal gradient in the Qinling Mountains
著者 (8件):
資料名:
巻: 20  号:ページ: 501-513  発行年: 2015年12月 
JST資料番号: L2720A  ISSN: 1341-6979  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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環境勾配に沿った単一種における葉の形質の地域規模研究およびそれらの関係は,葉から生態系レベルへの生態生理学的過程のスケールアップのために必須である。本稿では,秦嶺山脈の標高勾配に沿った葉の形質,並びに種内および種間での関係性変化を調査するために,同属であるが異なる生活形を有する2つの個別の種Quercus aliena var.acutiserrata(Qa,落葉性)およびQuercus spinosa(Qs,常緑性)の25の葉の形質を定量化した。種レベルで,葉の形質の変異は標高勾配に沿って一般的であったが,2つの種の間では異なる傾向にあった。植物機能形質間の関係は複雑であり,2つの種の間で異なるパターンを見せた。2つの種は,環境勾配に対し異なる応答パターンおよび順応方式を示した。「ソース-制限」仮説を支持するように,高地のQaはその炭素バランスを破壊し成長制限をもたらす低温ストレスを受けた。一方,「シンク-あるいは成長-限界」仮説を支持するように,高地のQsはストレスから身を守るために炭素の十分な供給を保持した。葉形状における葉の形質に及ぼす環境変化の効果は,遺伝学的関係性よりも大きかった。Copyright 2015 The Japanese Forest Society and Springer Japan Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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植物に対する影響  ,  森林生物学一般 
引用文献 (65件):
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