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J-GLOBAL ID:201502214459740830   整理番号:15A1244298

Rubus idaeus細胞の脂溶性抽出物は皮膚細胞の水和と水ホメオスタシスを増加する

An oil-soluble extract of Rubus idaeus cells enhances hydration and water homeostasis in skin cells
著者 (8件):
資料名:
巻: 37  号:ページ: 588-594  発行年: 2015年12月 
JST資料番号: D0505B  ISSN: 0142-5463  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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目的:Rubus idaeus種に属するラズベリー植物は,ヒトの細胞の健康と生きる状態を促進する,強い抗酸化活性を有する化合物が特に多いため,良好な治療性質が知られている。それらの高いフェノール性化合物の他に,Rubus植物は,脂溶性の化合物を多く含んでおり,これらは,皮膚の皮脂膜バリアーの主な成分でもある。植物細胞培養は,化粧品応用に対し興味ある化合物と構成成分を生産する貴重な系になるため,Rubus idaeus葉の液体懸濁培養を開発し,それらを皮膚における水和と保湿の改善を目的とした,活性構成成分を得るため使用した。方法:液体懸濁培養として,滅菌し,コントロールした状態で研究室において増殖させた,Rubus idaeus細胞を,フェノール性化合物および広い範囲の脂肪酸を含む,油溶解性(脂溶性)抽出物を得るためプロセスした。抽出物は,培養ケラチノサイトおよび線維芽細胞に対し試験し,続いて,その化粧品活性を評価するため,in vivoで皮膚に対し試験した。結果:皮膚細胞培養に対し試験すると,抽出物は,アクアポーリン3,フィラグリン,インボルクリンおよびヒアルロン酸シンターゼの様な,皮膚水和に関わる遺伝子を誘導し,セラミド生産に関わる酵素,グルコセレブロシダーゼの発現と活性を促進した。更に脂溶性抽出物は,培養線維芽細胞で細胞外マトリックス成分の合成を増加し,in vivoのヒト皮膚で試験し,著しい皮膚水和能を示した。結論:これらの活性のおかげで,Rubus idaeus脂溶性抽出物は,皮膚ケア化粧品で何種類かの応用の可能性がある:これは顔とボディーローションの水和と保湿剤成分として,および皺の形成を防ぐように特別にデザインした,顔クリームでの抗老化製品として使用できる。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生薬の薬理の基礎研究  ,  外皮作用薬の基礎研究  ,  化粧品 

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