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J-GLOBAL ID:201502214470558601   整理番号:15A0978294

ゼロ価亜鉛とオゾンの組合せによる水溶液からのp-クロロニトロベンゼンの高速除去

Rapid removal of p-chloronitrobenzene from aqueous solution by a combination of ozone with zero-valent zinc
著者 (4件):
資料名:
巻: 151  ページ: 318-323  発行年: 2015年09月04日 
JST資料番号: T0428B  ISSN: 1383-5866  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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オゾン単独,ゼロ価亜鉛(Zn(0))と共にオゾン,およびオゾンの替わりに空気バブリングZn(0)を含む,種々の系にて,p-クロロニトロベンゼン(pCNB)の分解を調べた。その結果,オゾン単独によるpCNBの分解は弱い,ことが示された。しかしながら,Zn(0)とオゾンの共存は,pCNB分解において大きな相乗的役割を示した,そしてその初期pCNB(10mg/L)の約98%が,18分内に除去された。pCNBのその分解効率は,Zn(0)投与量およびオゾン流量と関係する,そしてその最適条件は,それぞれ0.5g/Lおよび4.8mg/minであった。pCNBは,初期pH範囲4~10にて効率的に分解されるが,より低いまたは高いpHでは,pCNB除去に対し有益ではなかった。また,付随するアニオンもpCNB分解に影響を与えた。塩化物および硫酸塩は,pCNBの分解を改善した,一方,重炭酸塩およびリン酸塩は,そのpCNB分解を大きく阻害した。pCNBオゾン処理に対しZn(0)の再利用(4回)は,Zn(0)の触媒活性が,高くかつ安定に維持されることを示した。Zn(0)とオゾンの組合せによる,pCNB分解に対応するその支配的活性化学種を裏づける,フリーラジカル捕捉剤(tert-ブチルアルコールおよびp-ベンゾキノン)の実験は,・OHよりもむしろ・O2-であった。これら結果に基づき,Zn(0)により活性化されるオゾンは,有機汚染物の分解に対し効果的かつ有望な手法である,と結論される。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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