文献
J-GLOBAL ID:201502214472269429   整理番号:15A1171743

PII(光化学系II)情報伝達蛋白質の減少はChlamydomonas reinhardtiiにおける脂肪体の生産を増加させる

Reduction of PII signaling protein enhances lipid body production in Chlamydomonas reinhardtii
著者 (4件):
資料名:
巻: 240  ページ: 1-9  発行年: 2015年11月 
JST資料番号: C0945B  ISSN: 0168-9452  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アイルランド (IRL)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
調査したPII(光化学系II)情報伝達機構を持つ生物のすべてにおいて,PIIは中心的C/N異化代謝を調整する。緑藻類と陸生植物では,PIIは葉緑体に局在し,L-アルギニン生合成経路を制御する。モデルの光合成生物であるChlamydomonas reinhardtiiにおけるPII(CrPII)の付加機能を解明するために,著者らはPIIが人工的マイクロRNA(GLB1-amiRNA株)によって強く過少発現された4株を作成して分析した。窒素欠乏に応答して,Chlamydomonasは脂肪体(LB)に蓄積するトリアシルグリセロール(TAGs)を産生する。4つのGLB1-amiRNA株における共焦点顕微鏡観察によるLBsの定量は,PIIレベルの低下は親株と比べてLBsの過剰発現をもたらすことを示した。さらに,PIIのノックダウンは全TAG濃度の増加も起こした。著者らは,N飢餓GLB1-amiRNA細胞におけるTAG充填LBsの収量増加はその株の枯渇したPIIレベルとそれらのアセチル-CoAカルボキシラーゼ活性(ACCase)を適切に制御する能力の欠如に起因すると提案する。まとめると,著者らの結果はChlamydomonasのPIIはこの藻類の窒素飢餓への順化期にLBsにおけるTAG蓄積を抑制することを暗示する。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
光合成  ,  物質の代謝 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る