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J-GLOBAL ID：201502214474549305   整理番号：15A0961525

新規水稲用水面施用剤「豆つぶ剤」の開発

著者 (4件)： 藤田茂樹 (クミアイ化学工業 製剤技研) ,  平岡学 (クミアイ化学工業 製剤技研) ,  池内利祐 (クミアイ化学工業) ,  小林方美 (クミアイ化学工業 生物科研)
資料名： 日本農薬学会誌  (Japanese Journal of Pesticide Science)
巻： 40  号： 2  ページ： 171-177  発行年： 2015年08月20日 
JST資料番号： F1156A  ISSN： 2187-0365  CODEN： NNGIBJ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 著者らは,市場流通している水田用除草剤省力化製剤の課題や,その他の製剤化の視点を踏まえ,使いやすい新たな除草剤省力化製剤の開発を進めてきた。本稿では,この中で開発した「豆つぶ剤」に関して,設計の基本概念,調製(組成,製造法,物理特性),散布法,拡散性,及び圃場試験結果について紹介した。本「豆つぶ剤」は,固形で豆粒大であるため,衣服への付着やドリフトの問題がなく,散布法は様々な方法が利用でき,水田に入ることなく,畦畔から散布できる。そして,粒は水面に浮遊しながら崩壊・分散し,自己拡散力が優れているため,大きさ,形状,風向風速,水面浮遊物の有無などの条件が異なる水田でも合理的な処理ができる。

シソーラス用語： *水稲 ,  *除草剤 ,  *固形製剤 ,  *農薬散布 ,  *省力化 ,  *拡散
準シソーラス用語： *拡散性 ,  *薬剤散布

分類 (2件)： 雑草に対する農薬  (FB06030F) ,  雑草による植物被害  (FC04062J)

引用文献 (7件)：

• 1) 辻 孝三:日本の農薬開発,ソフトサイエンス社,p. 63, 2003.
• 2) 小池好智:今月の農業,化学工業日報社,6月号,pp. 92-97, 2005.
• 3) 藤田茂樹,加藤 進:農林水産技術研究ジャーナル34, 21-24, 2011.
• 4) 藤田茂樹,赤司宗貴,櫻田直巳,加藤 進:第20回農薬製剤・施用法シンポジウム講演要旨集,p. 87, 2000.
• 5) 杉村俊雄,赤司宗貴,藤田茂樹,大川哲生:日本農薬学会第28回大会講演要旨集,p. 115, 2003.

タイトルに関連する用語 (4件)： 水稲 ,  水面 ,  豆 ,  開発