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J-GLOBAL ID:201502214483546998   整理番号:15A1379609

Lippia origanoides H.B.K.からの抽出法の最適化と標準化:有望な降圧用途に重点を置いて

Optimization and standardization of extraction method from Lippia origanoides H.B.K.: Focus on potential anti-hypertensive applications
著者 (14件):
資料名:
巻: 78  ページ: 124-130  発行年: 2015年12月30日 
JST資料番号: W0732A  ISSN: 0926-6690  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Lippia origanoides H.B.K.(クマツヅラ科)は,伝統医療で呼吸器や胃腸の疾患の治療に用いられてきた薬用植物である。そこで,本植物の心臓血管系作用に関するこれまでの報告をもとに,本植物の地上部(Lo-HAE)からの標準的抽出法を開発し,ラットの平均動脈圧に及ぼす降圧作用を評価した。まず,エタノール/水の比率,超音波処理および抽出時間などの条件を変えた8つの抽出方法を試みた。そして,クロマトグラフプロファイルとナリンゲニン(フラボノイド)の検出を,290nmでのUV検出器付き超高速液体クロマトグラフ(UFLC)法により実施した。1:1(v/v)のエタノール/水比で最も抽出収率が高かったことを考慮し,Lo-HAEの抽出法を標準化した。ナリンゲニンはLo-HAEの主要化合物であり,Lo-HAEの管理評価におけるバイオマーカーとして利用可能なことを確認した。薬理試験は,雌性Wistarラットで急性経口毒性の評価を実施した。Lo-HAEによる降圧作用は,12.5,25および50mg/kg静脈内投与後に脈圧を直接測定するとともに,100および200mg/kg経口投与後に血圧を間接的に測定することにより評価した。その結果,いずれも投与後にLo-HAEによる顕著な低下が認められた。また,臨床的および行動的変化の兆候とラットの体重変化は認められなった。これらの結果から,Lo-HAEは高血圧治療の植物薬開発において,安全で薬理学的潜在性を有することが示された。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (5件):
分類
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薬用植物  ,  生薬の薬理の基礎研究  ,  植物の生化学  ,  抽出  ,  抽出 

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