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J-GLOBAL ID:201502214493821644   整理番号:15A0860158

ダグラスモミ材の熱分解への酸洗浄と酸含浸の組み合わせの影響

Impact of combined acid washing and acid impregnation on the pyrolysis of Douglas fir wood
著者 (4件):
資料名:
巻: 114  ページ: 127-137  発行年: 2015年07月 
JST資料番号: B0809A  ISSN: 0165-2370  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究は,ダグラスモミ材の熱分解への(アルカリ金属とアルカリ土類金属の除去のための)酸洗浄後の軽度の酸含浸の影響を報告する。希硝酸を洗浄に用い,0.05,0.1,0.3,及び0.5wt.%の負荷レベルでの硫酸,酢酸,硝酸,及びリン酸を酸含浸に用い,レボグルコサンの収率を改良した。Py-GC/MS装置を用いて種々の酸と濃度の500°Cでの熱分解の過程で放出される低分子量化合物の収率への影響を半定量的に測定した。硝酸洗浄は,金属含量の56%を除去した。結果は,調べたすべての酸が,リグノセルロースマトリックスのセルロースと他の成分の間の望ましくない相互作用の可能性が高い緩和に起因してレボグルコサンの産生を増すことを裏付ける。強酸,即ち,0.05wt.%の硫酸負荷,0.05wt.%の硝酸負荷,及び0.3wt.%のリン酸負荷によってレボグルコサンの最大の収率が達成された。硫酸とリン酸は,セルロース生成物中の脱水反応を高め,リグニンからのメトキシル化フェノール性化合物の産生を減少させた。これらの酸の非常に小さな濃度範囲が,このプロセスの管理を非常に困難にした。酢酸の場合,脱水反応の触媒作用に十分な強さである。したがって,非常に広い濃度範囲が,このプロセスの管理の促進に利用される。酢酸は,リグニン生成物の収率にも影響しない。したがって,酢酸が,木材の熱分解での(ミネラル除去後の)酸含浸に最も実用的と思われる。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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木材化学 

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