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J-GLOBAL ID：201502214543983780   整理番号：15A0788783

表面増強ラマン散乱を用いた,TiO₂ナノ粒子上のシプロフロキサシン薬物分子の研究

SERS investigation of ciprofloxacin drug molecules on TiO₂ nanoparticles

著者 (7件)： YANG Libin (Key Lab. for Molecular Enzymology and Engineering of the Ministry of Education, Jilin Univ., Changchun 130012 ...) ,  QIN Xiaoyu ,  JIANG Xin ,  GONG Mengdi ,  YIN Di ,  ZHANG Yingjiu ,  ZHAO Bing
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 17  号： 27  ページ： 17809-17815  発行年： 2015年07月21日 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： この論文では,種々の結晶度を有するTiO₂ナノ粒子(NP)がシプロフロキサシン(CIP)薬物分子の表面増強ラマン散乱(SERS)による検出に向けた,SERS活性な基盤として,初めて用いられた。CIPは,カルボキシル基を通じてTiO₂基盤の表面に近接していた。CIP分子とTiO₂NPの間の相互SERS増強挙動が見出され,これはTiO₂→薬剤分子電荷移動機構の寄与に起因した。TiO₂ NPの結晶度,吸着溶液のpH値および吸着時間が,CIPとTiO₂の間の相互作用とSERS挙動に大きな影響を示した。TiO₂ NPの焼成温度が450°C,吸着溶液のpH値が6,そして吸着時間が9時間であるとき,TiO₂上のCIP分子は最も大きなSERS増強を発揮した。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： *表面増強Raman散乱 ,  *薬物 ,  *脂環式化合物 ,  吸着 ,  *酸化チタン ,  結晶構造 ,  表面構造 ,  *Ramanスペクトル ,  *強化 ,  温度 ,  結晶度 ,  pH【水素イオン指数】 ,  時間 ,  作用機序 ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族フッ素化合物 ,  芳香族縮合化合物 ,  ケト酸
準シソーラス用語： 焼成温度 ,  浸漬時間 ,  増強

分類 (2件)： 物理化学一般その他  (CB01030T) ,  物理的手法を用いた吸着の研究  (CB12043P)

物質索引 (1件)： シプロフロキサシン

タイトルに関連する用語 (6件)： 表面増強ラマン散乱 ,  TiO2ナノ粒子 ,  シプロフロキサシン ,  薬物 ,  分子 ,  研究