文献
J-GLOBAL ID:201502214545712520   整理番号:15A1285075

Nothofagus nervosa(ラウリ,Rauli)における外生菌根菌群集:アルゼンチン,パタゴニアの原生林における栽培植物化標本と自然定着標本との間の比較

Ectomycorrhizal fungal communities in Nothofagus nervosa (Rauli): A comparison between domesticated and naturally established specimens in a native forest of Patagonia, Argentina
著者 (7件):
資料名:
巻: 18  ページ: 36-47  発行年: 2015年12月 
JST資料番号: W2335A  ISSN: 1754-5048  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
前世紀における乱獲のために,外生菌根菌が重要な役割を果たすNothofagus nervosaは現在,保全および栽培品種化計画に含まる。著者らは,栽培植物化および自然定着したN.nervosa標本の両方における外生菌根菌(ectomycorrhizal fungi;EcMF)の存在度と多様性を記述すること,およびEcMF群集に対する樹齢,季節性,および森林管理の影響を解析すること,を目的とした。アーバスキュラー菌根菌(AM)およびdark septate endophytes(DSE)の発生も調べられた。菌類多様性および分類学的同定が,形態型決定とそれに続くITS-rRNA配列決定により評価された。植物齢,季節性および森林管理がEcMF群集に影響した。コロニー形成率は全標本において90%より高く,また成木および秋において有意に高かった。最も高いEcMF豊富度と多様性値が,栽培植物化標本および秋で確認された。ほとんどのEcMFは,主にフウセンタケ科とキシメジ科に属する担子菌類であった。アーバスキュラー菌根菌は検出されなかったが,DSEがN.nervosa根内に存在した。著者らの結果および先に公刊された以前は,いくつかのEcMFが異なるNothofagus属種にコロニー形成可能であることを示した。加えて,自然生態系で記述されたEcMFは,その育苗場で栽培中のN.nervosaでコロニー形成するそれらとは異なっていた。これらの結果は,自然林および育苗場においてNothofagus属種と関連したEcMF群集に影響する主要な因子(樹齢,森林管理,栽培技術)の理解を深め,そしてこの情報は栽培植物化プログラムの改善に関係する。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生態系  ,  異種生物間相互作用  ,  微生物の生態  ,  森林生物学一般 

前のページに戻る