文献
J-GLOBAL ID:201502214550687100   整理番号:15A1206291

Mg-9.5Zn-2.0Y合金の微細組織および熱間圧縮変形挙動に及ぼすCaおよびCaOの効果

Effect of Ca and CaO on the microstructure and hot compressive deformation behavior of Mg-9.5Zn-2.0Y alloy
著者 (4件):
資料名:
巻: 648  ページ: 146-156  発行年: 2015年11月11日 
JST資料番号: D0589B  ISSN: 0921-5093  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本研究は,20面体(I)相(Mg3Zn6Y)を持つMg-9.5Zn-2.0Y合金に,0.3wt%Ca添加の効果を調べた。カルシウム合金化を2種類の方法,すなわちMgおよびCaOで調製したマスター合金(安全性およびコストの観点から便利)を用いるか,または溶融合金に粉末Caを直接添加する方法を採用した。Ca(CaO)の少量添加は合金の発火温度を効果的に増加させ(約90K)て,火災防止および溶融合金のハンドリング安全性をもたらすが,結晶粒界またはデンドライト間界面でCa2Mg5Zn13が生成して,約615K付近で圧縮変形中に部分的溶解および結晶粒界クラック発生の原因になった。その結果,熱間加工温度の上限は598Kまで低下し,その値はMg-9.5Zn-2.0Y合金のそれよりも125K低くなる。2種類の方法で調製した鋳造Mg-9.5Zn-2.0Y-0.3Ca合金は,発火温度,化学組成,微細組織,熱間圧縮挙動および処理マップが互いに高い類似性を示し,これはCaO使用により同一品質のCa含有Mg合金を製造するためのCa利用と同一効果が得られる事を示している。熱間圧縮変形中の変形応力および塑性変形のための活性化エネルギーは,Ca(CaO)合金化による影響を受けずに同一値が維持されたが,10-3s-1以上の高歪み速度においては歪み速度感度が低下する。この理由は,断熱加熱によるべき乗則破壊または部分溶融のどちらかが始まるからである。従ってCa含有合金は,Caフリー合金と比較して高歪み速度における熱間加工性が低下する。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
変態組織,加工組織  ,  機械的性質 

前のページに戻る