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J-GLOBAL ID:201502214550955954   整理番号:15A0899802

小さなバンドギャップのSnSナノロッドの新規な合成法と効率的な色素の光触媒分解

A novel method of synthesis of small band gap SnS nanorods and its efficient photocatalytic dye degradation
著者 (2件):
資料名:
巻: 457  ページ: 339-344  発行年: 2015年11月01日 
JST資料番号: C0279A  ISSN: 0021-9797  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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沈澱法によりメルカプト酢酸(MAA)でキャップした安定で(ξ=-37.5mV),斜方晶構造のSnSナノロッド合成に関する簡単なワンポット法を開発した。SnSナノロッドは透過型電子顕微鏡(TEM)観察から直径が20nmで長さが約45nmであった。MAAでキャップしたSnSナノロッドのバンドギャップは拡散反射分光法で1.81eVと求められ,バルクのSnSよりも大きかった。最高価電子帯と最低伝導帯の相対位置を理論的バンド構造計算からそれぞれ1.58eV及び-0.23eVと求められた。SnSナノロッドのSn2+の空孔によると考えられる紫外-可視-近赤外蛍光スペクトルは1000nm(1.239eV)に強い吸収を持ち,935nm,1080nm,及び1160nmに弱いピークを持っている。合成したままのSnSナノロッドは高い分解速度(k)(0.0124min-1)を持った一次キネティクスに従って4時間で95%以上のトリパンブルーの太陽光誘起光触媒分解を示した。テレフタル酸アッセーで確認されたが,観察された色素分解は活性酸素種(ROS)の生成に起因する。ROS生成は標準水素電極(NHE)基準で有利なO2/O2-レドックスポテンシャル(-0.20eV)によるナノロッド表面に付着した分子状酸素と伝導帯からの光励起電子との相互作用に基づいて説明されてきた。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (5件):
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触媒の調製  ,  その他の触媒  ,  光化学反応  ,  下水,廃水の化学的処理  ,  硫黄とその化合物 

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