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J-GLOBAL ID：201502214557951750   整理番号：15A0861368

世界で汎用されているスルホンアミドとテトラサイクリンの嫌気発酵における除去パターン

Elimination patterns of worldwide used sulfonamides and tetracyclines during anaerobic fermentation

著者 (4件)： SPIELMEYER Astrid (Justus Liebig Univ., Inst. for Food Chemistry and Food Biotechnology, Heinrich-Buff-Ring 58, D-35392 Giessen, DEU) ,  BREIER Bettina (Fritzmeier Umwelttechnik GmbH and Co. KG, Dep. inocre, Dorfstrasse 7, D-85653 Grosshelfendorf, DEU) ,  GROISSMEIER Kathrin (Fritzmeier Umwelttechnik GmbH and Co. KG, Dep. inocre, Dorfstrasse 7, D-85653 Grosshelfendorf, DEU) ,  HAMSCHER Gerd (Justus Liebig Univ., Inst. for Food Chemistry and Food Biotechnology, Heinrich-Buff-Ring 58, D-35392 Giessen, DEU)
資料名： Bioresource Technology  (Bioresource Technology)
巻： 193  ページ： 307-314  発行年： 2015年10月 
JST資料番号： A0390B  ISSN： 0960-8524  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： スルホンアミドとテトラサイクリンなどの抗生物質は,動物用医薬品として良く使用される。動物の腸や非代謝排泄において,吸収不十分なため,糞尿を土壌肥料に使用するとこれらの物質が環境に混入する。バイオガスプラントでの嫌気発酵処理が,抗生物質化合物の「流し」となるか検討した。しかし,発酵処理への抗生物質の負影響が懸念される。半連続実験室発酵器を使用して,スルファジアジン,テトラサイクリンとクロルテトラサイクリンの除去を検討した。スルホンアミドは38mg/kg,テトラサイクリンは7mg/kgまでの濃縮では,バイオガス生産と,メタン収率に悪い影響はなかった。除去率14%~89%では,どの物質も部分的に除去できた。目標分子の構造とマトリックスどちらも除去率に影響した。クロロテトラサイクリンは,主にイソ-クロロテトラサイクリンに転換された。他のケースでは,除去経路は未発見である;しかしながら,収着プロセスの影響は無視しうると思われる。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *スルホンアミド ,  発酵 ,  *除去 ,  抗生物質 ,  動物用医薬品 ,  エネルギープラント ,  バイオガス ,  屎尿 ,  肥料 ,  *嫌気性処理 ,  腸 ,  排泄 ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族アミン ,  第一アミン ,  エノール ,  芳香族ケトン ,  フェノール類 ,  カルボアミド ,  エノン ,  芳香族縮合化合物 ,  アミノアルコール ,  ケト酸 ,  ジケトン ,  第三アミン ,  ヒドロキシ酸 ,  ヒドロキシケトン ,  ポリオール ,  フェノールエーテル ,  アルカン
準シソーラス用語： *バイオガスプラント ,  *嫌気発酵

分類 (4件)： 動物用医薬品  (FE01050B) ,  抗生物質一般  (GX01000E) ,  生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y) ,  用水の生物学的処理  (SC02050P)

物質索引 (5件)： クロルテトラサイクリン ,  スルファジアジン ,  テトラサイクリン ,  トリメトプリム ,  メタン

タイトルに関連する用語 (5件)： 世界 ,  汎用 ,  スルホンアミド ,  テトラサイクリン ,  嫌気発酵