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J-GLOBAL ID：201502214585515248   整理番号：15A1239156

火災安全性を確保するために 7.建築への木材利用を取り巻く近年の状況と今後の課題・展望

著者 (1件)： 長谷見雄二 (早稲田大 創造理工)
資料名： 木材工業  (Wood Industry)
巻： 70  号： 11  ページ： 499-503  発行年： 2015年11月01日 
JST資料番号： F0206A  ISSN： 0026-8917  CODEN： MKOGA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本報では,木造の中層・大規模化に対する今後の課題を考察した。また,中層はこれまでの3階建てから,高さ31m以内,大規模は3000平方メートルを超える範囲までを想定し,不燃構造との併用を含めた。具体的には,1)中層・大規模木造が直面する防火的課題,2)1950年代の鋼材活用の取り組みからの教訓,3)中層・大規模木造に必要な防火技術の課題への取り組み,にわけて述べた。中層・大規模木造の法的可能性が広く用意され,木質耐火構造は実現例が多様化したが,実現するには経験が乏しく,他構造との併用設計や関連技術の必要性,中層・大規模建築に適した木質部材の開発等多くの課題が残されていることを指摘した。

シソーラス用語： 火災 ,  技術 ,  木材 ,  問題 ,  レビュー ,  建築物 ,  *中層建築 ,  *耐火構造 ,  木質材料
準シソーラス用語： *火災安全性 ,  課題 ,  建築技術 ,  *大規模建築物 ,  展望 ,  防火構造 ,  *木材利用 ,  *木造建築物

分類 (3件)： 改良木材  (FF05033J) ,  火災  (RA02020B) ,  木構造  (RA04020P)

タイトルに関連する用語 (5件)： 火災安全性 ,  建築 ,  木材利用 ,  状況 ,  展望