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J-GLOBAL ID:201502214596361595   整理番号:15A0847793

天体物理学および生物学的意味を持つ[H, N, S]-アニオンシステムの弱く結合した錯体のキャラクタリゼーションおよび反応性

Characterization and reactivity of the weakly bound complexes of the [H, N, S]- anionic system with astrophysical and biological implications
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巻: 143  号:ページ: 034303-034303-7  発行年: 2015年07月21日 
JST資料番号: C0275A  ISSN: 0021-9606  CODEN: JCPSA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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HNS-とHSN-およびそれらの親中性三原子分子の二重項および四重項スピン多重項状態の最低電子状態を調べた。計算は,大きな基底関数系で高度に正確なab initio法を用いて行った。全次元ポテンシャルエネルギー面(PESs)の原子間距離および曲げ角度に沿った一次元カットを各異性体に対して示した。その結果,基底アニオン性状態は電子脱離過程に関して安定であり,SH- + N, SN- + H, SN + H-, NH + S-,およびNH- + Sに対応するPESsの長距離部分は結合的であることを示した。さらに,SN-とHあるいはSH-とNの間の冷たい衝突後に形成され得る長寿命の弱く結合したアニオン性錯体の存在を予測した。これらの化学種の反応性に関する意味を検討した:特に,SH-, SN-,およびNH-を含む反応は,電子基底状態のHNS-あるいはHSN-のどちらかの生成,あるいは自動脱離過程に至ることを示した。かくて,SH-, SN-,およびNH-のアニオンが,対応する中性種の観測にもかかわらず,天体物理的媒質における検出可能性をどうして限定しているかの説明が与えられる。生物学的な意味合いでは,HSN-およびHNS-は,インビボにおいて,ニトラート類のH2S支援ヘム触媒還元に組み込まれていると推定する。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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分子の電子構造 

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