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J-GLOBAL ID:201502214598379831   整理番号:15A1051469

異なる河床安定性を持った山地河川における大型無脊椎動物集団

Macroinvertebrate Assemblages in Mountain Streams with Different Streambed Stability
著者 (5件):
資料名:
巻: 31  号:ページ: 825-833  発行年: 2015年09月 
JST資料番号: T0364A  ISSN: 1535-1459  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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底生大型無脊椎動物は,主に河床に棲む生物である。河床の安定性は,大型無脊椎動物集団にとって非常に重要である。河床安定性の測定および大型無脊椎動物の標本採取を,2005年から2011年に,異なる安定性を持ち中国の南西にあるYunnan台地に位置する,Shengou,Diaoga,JiangjiaおよびDabainiの4河川で実施した。Shengou,Diaoga,およびJiangjia川は砂利ならびに礫で構成され,Dabaini川は主として砂利で構成されている。河床の安定性は,各測定断面における単位河床幅当たりの堆積物の浸食,および沈殿の合計面積に対する時間の比率によって決定される。Shengou川が一番安定していて,Diaoga,Jiangji川と続き,Dabaini川は安定性が一番低かった。45の系統群と68の属が所属する大型無脊椎動物の全部で,70分類群が,この河川で特定された。節足動物が,卓越した分類群であった。採取器-収集員は,最も高い密度であった。分類群の豊かさ,Shannon-Weaver指標,およびK卓越曲線を使って大型無脊椎動物の多様性を評価した。Shengou川は,最も高い生物多様性を有していることを結果は示し,その次がDiagona川とJiangjia川が続いている。Dabaini川が,最も低い生物多様性を持っている。除歪対応分析(DCA)は,22.7%のバリアンスで河床安定性が大型無脊椎動物の集団に影響を与える主な要因であることを示した。生物多様性と大型無脊椎動物の湿潤重量は,河床の安定性に大きく依存している。生物多様性は,河床安定性と共に増加し,安定性が20年/m以上で平衡に達する。大型無脊椎動物の湿潤重量は,河床の安定によって増加する傾向を示した。しかしながら,大型無脊椎動物の密度と河床安定性に,明らかな関係を特定するには至らなかった。本研究により,山地河川の生態条件を改善するためには,浸食と堆積を河床を安定させるために制御することが不可欠であると結論付けられた。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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環境因子の生物影響一般 
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