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J-GLOBAL ID：201502214609931310   整理番号：15A0213833

高エネルギーリチウムイオン二次電池用シリサイド・ナノ・ハイブリッド(SNH)負極の開発-2-

Development of Silicide-Nano-Hybrid (SNH) as Anode Material for High Energy Li-ion Batteries-2-

著者 (7件)： 久保田昌明 (古河電池 技術開発本部) ,  阿部英俊 (古河電池 技術開発本部) ,  西村健 (古河電気工業 横浜研) ,  西久保英郎 (古河電気工業 横浜研) ,  谷俊夫 (古河電気工業 横浜研) ,  幡谷耕二 (古河電気工業 横浜研) ,  樋上俊哉 (古河電気工業 横浜研)
資料名： FBテクニカルニュース
号： 67  ページ： 23-28  発行年： 2011年12月 
JST資料番号： L4989A  ISSN： 1345-8426  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 自動車用の電池開発を目的として,(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「次世代自動車用高性能蓄電システム技術開発(Li-EAD)」プロジェクトがある。このプロジェクトは,高性能かつ低コストの二次電池,及びその周辺機器の開発を行う。当社は,古河電気工業(株)と共に平成21年度より,Li-EADプロジェクトに参画し,高エネルギー密度負極の開発に取り組んでいる。作製した簡易ラミネートセルは,エージングや活性化等の処理をした後に,率別放電試験,充放電サイクル試験を行った。各放電レートにおいて,負極活物質質量あたりの容量で,1500mAh/g以上の高い容量を示した。しかしながら,負極抵抗に由来すると考えられる放電電圧の低下も観察された。サイクル試験を行った結果,100サイクル後においても,負極活物質あたりの容量として,1000mAh/g以上の容量を維持できることが確認できた。次世代高エネルギー密度リチウムイオン二次電池の負極材料としてSNHが有望であることが示された。

シソーラス用語： *エネルギー ,  *リチウムイオン電池 ,  *ケイ化物 ,  *ナノ粒子 ,  *ハイブリッド方式 ,  *アノード ,  自動車 ,  二次電池 ,  原価 ,  積層材料 ,  時効処理 ,  活性化 ,  放電 ,  充放電サイクル ,  電極材料 ,  スイッチング
準シソーラス用語： *高エネルギー ,  *リチウムイオン二次電池 ,  *シリサイド ,  *ハイブリッド化 ,  *負極【電池系】 ,  高性能 ,  蓄電池 ,  低コスト ,  ラミネート ,  エージング処理 ,  負極活物質 ,  抵抗スイッチング

分類 (3件)： 電解装置  (XE02030E) ,  二次電池  (YB04030K) ,  電気自動車  (QG07020B)

タイトルに関連する用語 (5件)： 高エネルギー ,  リチウムイオン二次電池 ,  シリサイド ,  負極 ,  開発