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J-GLOBAL ID:201502214667141370   整理番号:15A0803656

フタラニル酸からのN-フェニルフタルイミドの酢酸で触媒された生成:機構の計算機研究

Acetic Acid-Catalyzed Formation of N-Phenylphthalimide from Phthalanilic Acid: A Computational Study of the Mechanism
著者 (3件):
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巻: 16  号:ページ: 12174-12184 (WEB ONLY)  発行年: 2015年06月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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氷酢酸中でのフタラニル酸とその一置換体は比較的好収率で対応するフタルイミド類に転換される事が知られている。本研究では,計算に含まれる陽的酢酸分子による非置換のフタラニル酸について,二次Moller-Plesset摂動(MP2)レベルでの実験的に提案された二段階(付加-脱離あるいは環化-脱水)機構を計算的に検討した。第一段階では,gem-ジオール四面体中間体をアミド窒素の求核的攻撃によって形成される。第二段階はその中間体の脱水によってN-フェニルフタルイミドを生成する。実験的知見に一致して,第二段階は律速である事が分かった。最も重要な事は,2つの段階がプロトン供与体と受容体として共に振る舞う酢酸分子によって触媒される事である。著者らの以前の研究からの発見と合わせて今回の発見は酢酸と他のカルボン酸(それ他の非解離形体)がアミド窒素による分子内求核的攻撃を触媒して,生成した四面体中間体の分解して,同時にプロトン供与体と受容体として作用する事を示した。換言すれば,カルボン酸分子を含む二重プロトン移動が環状水素結合錯体からの広範な結合再編成プロセスの一部である。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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付加反応,脱離反応  ,  芳香族単環カルボン酸の窒素誘導体 
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