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J-GLOBAL ID：201502214674924895   整理番号：15A1367141

表面支援レーザ脱離/イオン化におけるイオン脱離効率と内部エネルギー変換:熱および相転移に誘起される脱離プロセスの更なる意味合い

Ion-Desorption Efficiency and Internal-Energy Transfer in Surface-Assisted Laser Desorption/Ionization: More Implication(s) for the Thermal-Driven and Phase-Transition-Driven Desorption Process

著者 (7件)： NG Kwan-Ming (Univ. Hong Kong, Hong Kong SAR, CHN) ,  CHAU Siu-Leung (Univ. Hong Kong, Hong Kong SAR, CHN) ,  TANG Ho-Wai (Univ. Hong Kong, Hong Kong SAR, CHN) ,  WEI Xi-Guang (City Univ. Hong Kong, Hong Kong SAR, CHN) ,  LAU Kai-Chung (City Univ. Hong Kong, Hong Kong SAR, CHN) ,  YE Fei (South Univ. Sci. and Technol. of China, Guangdong, CHN) ,  NG Alan Man-Ching (South Univ. Sci. and Technol. of China, Guangdong, CHN)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 119  号： 41  ページ： 23708-23720  発行年： 2015年10月15日 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 質量分析におけるイオン化法の一つとして表面支援レーザ脱離/イオン化(SALDI)法があるが,本研究では,このイオン化法での基質(SALDI用の基質)として,性質の異なる4種類の金属ナノ粒子を用い,イオン脱離の効率に,どのような要因が影響を与えているかを探った。ここでは,ナノ粒子(Nps)として,金,銀,白金,およびパラジウムのNPsを用いた。これら4種類は,融点,熱伝導率,比熱等の性質が異なる。また,分析物としては,ベンジルピリジニウム(BP)塩を用い,BPのイオン脱離は質量分析計により調べた。結果として,SALDIの基質としては,光吸収が大きく,分析物との結合が弱く,融解温度が低いNPsが,分析物のイオン脱離効率を高めることが示された。

シソーラス用語： *イオン化 ,  *MALDI-MS ,  *レーザ脱離質量分析 ,  エネルギー変換 ,  *ナノ粒子 ,  金 ,  白金 ,  銀 ,  パラジウム ,  融点 ,  熱伝導率 ,  比熱 ,  光吸収
準シソーラス用語： *金属ナノ粒子 ,  *表面支援レーザ脱離イオン化質量分析法

分類 (2件)： 質量分析  (CC03013N) ,  電子と分子の衝突・散乱  (BH07030A)

物質索引 (1件)： 1-ベンジルピリジニウム

タイトルに関連する用語 (9件)： 支援 ,  レーザ ,  脱離 ,  イオン化 ,  イオン ,  エネルギー変換 ,  相転移 ,  誘起 ,  プロセス