文献

J-GLOBAL ID：201502214675906378   整理番号：15A0968895

アルミニウム青銅棒とステンレス鋼板の摩擦圧接-平板材への予熱が引張強さに及ぼす影響-

Friction Welding of Aluminum Bronze Bar to Stainless Steel Plate-Influence of Preheating of Plate on Tensile Strength-

著者 (5件)： 越智秀 (大阪工大 工) ,  LI Yongnan (大阪産大 大学院) ,  入澤毅 (大阪産大 工) ,  一色美博 (摂南大 理工) ,  川井五作 (大阪産大 工)
資料名： 銅と銅合金  (Journal of Japan Institute of Copper)
巻： 54  ページ： 73-78  発行年： 2015年08月01日 
JST資料番号： S0603A  ISSN： 1347-7234  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 摩擦圧接法は固相接合法の一つであり,エネルギ効率が高い,圧接工程の安定度が高い,継手の寸法精度や信頼性が高い,融接では不可能な異種材料の接合が可能である等の特徴を有していることから多方面で利用されている。同法を用いた研究報告は丸棒同士の接合に関するものが多いが,丸棒と平板との接合も可能である。本研究では,C6191アルミニウム青銅棒とSUS304Lステンレス鋼板の異種スタッド継手を摩擦圧接法により作製し,常温の場合とSUS304L板を予熱した場合における,継手の接合界面近傍の様相,摩擦圧接中の温度分布,引張強さについて調べた。予熱した場合,常温に比べて5~18%引張強さが増大したことから,平板を予熱することにより継手性能の向上が期待できると考えられる。

シソーラス用語： *摩擦溶接 ,  圧接 ,  異種金属溶接 ,  *銅合金 ,  オーステナイト系ステンレス鋼 ,  スタッド溶接 ,  金属棒 ,  金属板 ,  *予熱 ,  溶接性 ,  *機械的性質 ,  付着強さ ,  引張強さ ,  異種材料接合
準シソーラス用語： 摩擦圧接 ,  固相接合 ,  異種金属接合 ,  アルミニウム青銅 ,  SUS304L ,  継手効率 ,  加圧力 ,  硬度分布

分類 (2件)： 溶接性,溶接性試験  (WC07070Y) ,  機械的性質  (WB02030U)

引用文献 (11件)：

• 溶接学会編:第2版溶接・接合便覧,丸善,(2003),302-305.
• 新版接合技術総覧編集委員会:新版接合技術総覧,産業技術サービスセンター,(1994),211-220.
• 摩擦圧接協会編:摩擦接合技術,日刊工業新聞社,(2006),11-12.
• 摩擦圧接協会編:摩擦接合技術,日刊工業新聞社,(2006),94-96.
• 竹上弘彰,篠田 剛,斎藤 忠,池尾良一,菊地幸宗:溶接学会論文集,21(2003),310-315.

タイトルに関連する用語 (7件)： アルミニウム青銅 ,  棒 ,  ステンレス鋼板 ,  摩擦圧接 ,  平板材 ,  予熱 ,  引張強さ