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J-GLOBAL ID:201502214681618600   整理番号:15A1017506

軟骨形成性マイクロマス細胞培養において脳下垂体アデニル酸シクラーゼ活性化ポリペプチド(PACAP)経路は機械的負荷によって誘導され,ヘッジホッグシグナル伝達の活性を低下させる

Pituitary Adenylate Cyclase Activating Polypeptide (PACAP) Pathway Is Induced by Mechanical Load and Reduces the Activity of Hedgehog Signaling in Chondrogenic Micromass Cell Cultures
著者 (9件):
資料名:
巻: 16  号:ページ: 17344-17367 (WEB ONLY)  発行年: 2015年08月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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脳下垂体アデニル酸シクラーゼ活性化ポリペプチド(PACAP)は神経ホルモンのひとつで,成熟および発達途中の組織において様々なストレス状態に置かれた際に防御機能を発揮する。以前に,筆者らはマイクロマス細胞培養したニワトリ肢芽由来軟骨形成細胞におけるPACAPシグナル伝達成分の存在を証明した。PACAPシグナル伝達がどの組織において機械的負荷の際にどのような役割を果たすのかどうかを明らかにするデータはないことから,筆者らは軟骨形成の際の機械シグナル伝達におけるその寄与について調べることを目的とした。機械刺激に応答してPACAPのmRNAとその主要な受容体であるPAC1の発現は増加したが,VPAC1やVPAC2といった他の受容体の発現は減少した。機械的負荷は軟骨細胞の肥大分化性のマーカーであるコラーゲンタイプXの発現を促進し,PACAP添加はその増加を低減した。さらに,外来性PACAPは機械的負荷が引き起こすヘッジホッグシグナル伝達の活性化も阻害した。機械的負荷を加えている間にPACAPを添加することでソニックおよびインディアンヘッジホッグとGli1転写因子の蛋白質レベルは低下したが,Gli2とGli3の発現は増加した。筆者らの結果は,機械的負荷はPACAPシグナル伝達を活性化し,外来性PACAPは機械的負荷の肥大化誘導作用を抑制する働きがあることを示唆する。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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細胞生理一般 

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