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J-GLOBAL ID:201502214707733135   整理番号:15A0589461

触媒反応にアニリノトロポンをベースにしたアルミニウム錯体-サイドアーム効果を用いたrac-ラクチドの開環重合

Ring-opening polymerization of rac-lactide using anilinotropone-based aluminum complexes-sidearm effect on the catalysis
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資料名:
巻: 64  ページ: 234-239  発行年: 2015年05月01日 
JST資料番号: D0472B  ISSN: 0032-3861  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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一般式が(Ar-NC7H5O)AlMe2(1,Ar=Ph;2,Ar=2,6-iPrC6H3;3,Ar=(2-O-Ph)C6H4;4,Ar=(2-O-2,6-iPr2-Ph)C6H4;5,Ar=(2-S-Ph)C6H4)の一連のアニリノトロポンをベースにしたアルミニウム錯体を高収率で合成した。これらの錯体を,1H,13C NMR分光法,元素分析および質量分析を用い特性評価を行った。錯体1,3および5のX線分析から,それらは固体中で二量体種として存在し,Al中心は歪んだ三方晶系二重ピラミッドの形態形であることが分かった。錯体1~5は,開始剤のベンジルアルコール存在下のrac-ラクチド(rac-LA)の開環重合(ROP)で高い活性を示した。配位子のサイドアームは触媒反応に大きな影響を及ぼし,ヘテロ原子を含むサイドアームを持つ錯体3~5は錯体1および2よりも極めて高い活性を示した。特に,単量体のほぼ完璧な消費をrac-LA/Al比が100の錯体3が80°Cの時に観測し,rac-LAのROPで最も活性なアルミニウム触媒の一つであることを示した。より小さいアルミニウムキレート環の大きさと生成したより大きな環の引張が高活性に寄与したものと思われる。触媒活性に加え,生成したポリラクチドのアイソタクチシティもサイドアームに影響を受けた。Copyright 2016 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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触媒反応一般  ,  その他の触媒  ,  重合触媒,重合開始剤 
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