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J-GLOBAL ID：201502214713642800   整理番号：15A1280879

ヌクレオチド代謝経路リプログラミングによる新規プラスミド無使用チミジン産生株の開発

Development of a Novel Plasmid-Free Thymidine Producer by Reprogramming Nucleotide Metabolic Pathways

著者 (5件)： KIM Jin-Sook (ForBioKorea Co., Ltd., Seoul, KOR) ,  JEONG Min-Kyung (BioNgene Co., Ltd., Seoul, KOR) ,  KOO Bong-Seong (ForBioKorea Co., Ltd., Seoul, KOR) ,  LEE Hyeon-Cheol (ForBioKorea Co., Ltd., Seoul, KOR) ,  LEE Hyeon-Cheol (BioNgene Co., Ltd., Seoul, KOR)
資料名： Applied and Environmental Microbiology  (Applied and Environmental Microbiology)
巻： 81  号： 22  ページ： 7708-7719  発行年： 2015年11月 
JST資料番号： A0427A  ISSN： 0099-2240  CODEN： AEMIDF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： スタブジンやジドブジンなどの薬物前駆体となるチミジンの微生物による生産を大腸菌ゲノム組換により確立した。通常組換に用いるプラスミドベクターは用いず,発現カセットを用いてヌクレオチド代謝経路に関わる11遺伝子を除去し,7遺伝子をゲノム内に挿入して組換大腸菌HLT013を得た。本菌株は高いチミジン収量と低いデオキシウリジン産生能を示した。DNAマイクロアレイにより,組換株で特異的に発現が増加している複数の遺伝子を特定し,そのうちの1つであるファージショック蛋白質A(pspA)は,酸化還元ストレスを低減し,チミジン産生と正の相関性を示した。pspA遺伝子を導入した大腸菌株は親HLT013株よりもさらに高いチミジン産生能を示した。

シソーラス用語： 細菌タンパク質 ,  ストレスタンパク質 ,  大腸菌 ,  *ピリミジン塩基 ,  二次代謝産物 ,  形質転換 ,  *核酸代謝 ,  遺伝的調節 ,  DNAマイクロアレイ ,  *発酵 ,  デオキシリボヌクレオシド ,  ピリミジンヌクレオシド
準シソーラス用語： pspA ,  *ヌクレオチド代謝 ,  組換大腸菌

分類 (1件)： 微生物代謝産物の生産  (FK03020A)

物質索引 (1件)： チミジン

タイトルに関連する用語 (7件)： ヌクレオチド ,  代謝経路 ,  リプログラミング ,  プラスミド ,  チミジン ,  株 ,  開発