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J-GLOBAL ID：201502214727135316   整理番号：15A1026398

ブラックホール-中性子星連星合体 ブラックホールのスピンと状態方程式に対する依存性

Black hole-neutron star binary merger: Dependence on black hole spin orientation and equation of state

著者 (9件)： KAWAGUCHI Kyohei (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  KYUTOKU Koutarou (RIKEN, Saitama, JPN) ,  NAKANO Hiroyuki (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  NAKANO Hiroyuki (Rochester Inst. Technol., New York, USA) ,  OKAWA Hirotada (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  OKAWA Hirotada (Waseda Univ., Tokyo, JPN) ,  SHIBATA Masaru (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  TANIGUCHI Keisuke (Univ. Ryukyus, Okinawa, JPN) ,  TANIGUCHI Keisuke (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN)
資料名： Physical Review. D. Particles, Fields, Gravitation, and Cosmology  (Physical Review. D. Particles, Fields, Gravitation, and Cosmology)
巻： 92  号： 2,Pt.A  ページ： 024014.1-024014.25  発行年： 2015年07月 
JST資料番号： D0748A  ISSN： 1550-7998  CODEN： PRVDAQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 数値相対論シミュレーションによって標記の依存性を調べた。状態方程式は原子核理論に基づくものを採用した。始状態でのブラックホールのスピンと軌道角運動量のなす角度の範囲はi_tilt≒30°~90°とした。中性子星の温度ゼロでの状態方程式ではコンパクト度がC=M_NS/R_NS=0.138~0.180とした。ブラックホールと中性子星の質量比はQ=M_BH/M_NS=5,M_NS=1.35M_◎とした。以下の結果を得た。(1)0.1M_◎より大きな残骸円盤が形成されるための条件を求めた。(2)残骸円盤の高密度部分の回転軸は残骸ブラックホールのスピンに対して約30°傾いている。(3)放出物の速度は0.2~0.3c程度である。(4)重力波スペクトルには中性子星のコンパクト度の情報が含まれている。

シソーラス用語： *一般相対論 ,  シミュレーション ,  *中性子星 ,  *ブラックホール ,  *連星 ,  スピン ,  状態方程式 ,  原子核理論 ,  角運動量 ,  質量 ,  比率 ,  回転軸 ,  軌道角運動量 ,  質量比 ,  *数値相対論

分類 (2件)： 一般相対論及び重力理論  (BA07030F) ,  恒星  (DB05000P)

タイトルに関連する用語 (6件)： ブラックホール ,  中性子星 ,  連星合体 ,  スピン ,  状態方程式 ,  依存性