抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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固体表面の液体によるぬれは,自然界から工業応用にいたるまで大変自有用な現象である。本稿では,ぬれの振舞いを静的なぬれと動的なぬれに分類し,それぞれの振舞いとそのモデル化について解説した。静的なぬれ状態を表現する言葉として,「親水性」「撥水性」「超撥水」「接触角」などがあり,動的な濡れ状態に対しては,「雨滴が吹き飛ぶ」「水滴が転がる」など何かしらの作用が水滴に及び運動しているような状況を述べている。数値シミュレーションでぬれを含む現象を扱うためにには,表面張力とぬれ性をうまく表現することが必要である